嘘をついてる人の言葉は
軽く、浅く、響くことはない。
響かない言葉にはやがて
誰も見向きもしなくなる。
嘘を言う時
常に聞いているのは自分。
伽藍堂の言葉を誰かに発しても
口パク。
聞いている人以上に
嘘を言っている本人は
その言葉に白ける。
白けた言葉を発するほど
穴の空いた米俵のように
とめどなくこぼれ落ちる。
自らに白け、
信頼をを無くすと
自信を持つことは永遠に出来ない。
取り繕うように
偽善者のように
いつも笑っている極悪人のように
事実や真実を捻じ曲げ
嘘で正当化しなければならない。
自らがやっていることは
どう取り繕おうと
目を背けることは出来ない。
自分自身が信用のおけない
伽藍堂な人間ならば、
世界は伽藍堂に映り
生きることさえも
仕方がないことになってゆく。
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