昨日コルシカで買った新しい
サルーン(サロン)を朝から着てみた。
私のはハンドバティック
小瑠璃のはイカット。
いつもそうだけど、
新しい服を着るとどこかに行きたくなる。
いつもの美しい庭に
美味しい朝ごはん、
ワヤンさんとの平和なおしゃべりの贅沢な時間も、
足元を見れば、美しいサルーンが今日はあるのだから、
一層盛り上がる。
バグース・ジャゲー・チャンティック。
いつものように挨拶をしながら、
歩いていると、新しいサルーン(サロン)のせいか、
親指を立ててバグース!と言ってもらえて、嬉しい朝。
空は本当に水色で、
ブーゲンビリアは空の中で眩しく咲き誇っている。
王宮に来てみると、華やかな牛と
神輿のような、塔のようなものを
みんなで作っている最中だった。
きっと何かのセレモニーの準備なのだろう。
それにしても華やかな神輿と
華やかなサルーンを纏うインドネシア人は本当に美しい。
歩きなれてきた、いつものメインロード。
王宮の裏にある、サラスワティ(日本の弁財天さん)の
寺院(pura TAMAN KEMUDA SARASWATI)が
あるので、革小物を作る私と
絵を描く小瑠璃は芸能の神様に
挨拶をしに行かなければならないのです。
またスターバックス!入り口は
スターバックスに陣取られていた。
またか、、いつもいい場所はスターバックスが
陣取っているけれど、
いつも似つかわしくない。
対岸には、こちらも有名なルータスカフェがあって、
蓮の庭を見られるようになっているのだが、
寺院の中にまで入ってこないでほしい。
あっても地元のワルンが良い。
入り口には、お土産物屋まであるので、
更に興ざめ。露出の多い観光客にも興ざめ。
朝早いせいか、あまり観光客がいないのが、
せめてもの救いだったけれど、せっかく
新しいサルーン(サロン)で挨拶に来たのに、
水をさされてしまった。
気持ちのいい朝を返してほしい。
とはいっても、蓮の水辺はとても美しい。
太陽の光でこんなにも違うのかと
思うけれど、本当に美しい色だ。
サラスワティに会うため、奥に進み門のところへゆくと、
品のいいインドのおばちゃんが立ち往生している。
腰にはしっかりとサルーンを巻いている。
鞄からサプッと鉢巻を取り出し、
正装して寺院に入れてもらえるか聞こうとして、
門を押すが、閉まっている。
インドの品のいいおばちゃんが、
入れ!入れ!と目配せをしてくれたが、
門は固く閉ざされたままだ。
同じ締め出された者同士しばし、
おばちゃんと語り合った。
インドのおばちゃんもサラスワティに会いに来たらしく、本当に残念よ!
入り口のインドネシア人に聞くも、
外国人は入れないらしい。。。
他の寺院に連れてってあげるよと言われたと同時に
私もおばちゃんもかぶせるように
サラスワティに会いに来た!
他の寺院ではないんだよ!と
そのインドネシア人に言った。
想いは一緒だったのは嬉しいが、
やはりバリ人の友人などと一緒ではないと、
格式の高い寺院には入れないのだろうか。。。残念。
それにしても、今回の旅で会うインド人は、
とてもスマートで品があり、ユーモアもある。
人間が深い。
一息入れるためにカフェを探す。
右はアイディアの「イデア」さん。
寺院に入れるアイディアを教えてもらいたいものだ。
ハノマン通を汗だくで歩いていたので、
いつも入らないであろう
ハワイアン風のカフェ(atomancafe)に
入ってみる。
ヨガウエアーにパワーストーンに
アクセサリーの店がこのカフェ中心に
3軒もあるやりてカフェだけれども、
正直味は大丈夫なのだろうか?
早速バリコピ(2.5ドル)と
私は、レモングラスアイスとチョコミントを頼んでみる。
小瑠璃は柑橘系。
私は31アイスクリームではチョコミントしか
食べたことはないし、
アイス屋に行って、チョコミントがあれば、
迷わずチョコミントを頼むので、
チョコミントにはうるさいのです。
運ばれてきたチョコミントは、青くない!
白のチョコミントははじめてだ。
一口食べてみると、、、
クウォリティ高!
旨い!旨い!旨い!今まで食べていたチョコミントは、
どうやら偽物のようだったのです。
優しいフレッシュミントの香りと、
フルーティーなチョコレートが相まって、
ものすごく旨いのです!
ケミカルな香料のチョコミントではなく、
これが本当のチョコミントなのです。
旨すぎる。
他のレモングラスや柑橘系のアイスも
フレッシュで爽やかでとても旨かったので、
疑ったのを謝りたい気持ちになりました。
ヴィーガン系のクウォリティーがバリは
かなり高いのです。
ちなみに1つアイスは2.5ドルくらいで、
2つで5ドルくらい。
atomacafeを見直した我らは、
近くのatomacafeアクセサリー屋に行って
バリのとても感じの良い女の子と少し話しました。
バリはそこまで大きくない島ですが、
場所によって、方言のように発音も同じ言葉の
意味も違うらしく、
インドネシアの学校では、
インドネシア語・バリ語・英語・少し日本語を
習うらしいなど、
とても面白い話を聞かせてもらいました。
肝心のアクセサリーは欲しいものはなく、店を後に。
また王宮に通りかかると、更にきらびやかに
和やかに美しい塔は、完成へと近づいていました。
作業する姿も美しい。
天に伸びてつながっている様です。
来たのは、メインロード沿いにある
PURI RUKISAN MUSEUM(プリルキサン美術館)
ここもか!
エントランスから美しい美術館。
緑が溢れ、水が流れ、花は咲き乱れ、
石像がそこかしこで自然とマッチしている
美しい大人の空間。
これぞ美術館!
本当にバリ人の美意識の高さには敬服する。
美術館に入る前から、もう満足なのです。
それでも中へといざなうように、
竹ガムランの美しく、丸みのある演奏が
入り口から聞こえてくる。
その音はこの空間と本当にマッチしていて、
中で絵を見ているときも
ウブドスタイルと相まって、
とても贅沢な時間に音を添えてくれます。
昨日行ったルダナ美術館も素晴らしかったが、
描き方や題材が幅広く、半日ぐらいかけて
ゆっくり見たいぐらいなので、
時間があればおすすめです。
絵に興味がなくても、この庭と空間を見るだけでも
ウブドの美意識に触れることが出来ます。
贅沢な一日の終りは、バリカレー。
ジャワカレーは結構食べていたが、
この前のワルンで食べたカレーが旨かったので、
入ってみる。
店員さんは、イロトリドリの美しいサルーンを着ている。
空間も広々としていて、
通りを楽しげに行き交う人々の姿も見られるレストラン。
おいおいおいおい!
何だこの旨さは!
私のグリーンカレーは、今までに食べたことも
無いカレーで、
ものすごくコク豊かで、
スパイシーというよりはとにかく旨いの一言。
小瑠璃の頼んだお店の名前のタマンカレー
(レッドカレー)も甘めの味付けながら、
こちらもコクがあってめちゃめちゃ旨い!
弟子入りしたいぐらい旨いお店です。
見た目の数倍旨いです。
出てくるのはその分時間がかかりますが、
作り置きではこの味は出ないので、
フレッシュなスパイスで何かをやらかして、
こんなにも旨いカレーを作り出しているのだと思います。
西バリスタイルのここナックミルク入り珈琲は
10000ルピア(80円くらい)
カレーは1つ38000ルピア(300円前後)
(サービス料10%)なので、
クウォリティーからすると破格の安さです。
今日もなんて贅沢!
暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...
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