シェムリアップ~プノンペンのバスの乗り方。 VIPバスと普通は全然違う。

私達は今回のカンボジアの旅で、
シェムリアップ→プノンペン(VIPバス)
プノンペン→シェムリアップ(普通長距離バス)に乗りました。
シェムリアップ中心から遠いバスステーションまでの道のり、
コツが居る荷物ののせ方、トイレ情報、
VIPバスと普通バスの違いを詳細にまとめていきます。

1・バスステーションまでの行き方と場所。
2・VIPバスの乗り方と荷物ののせ方
3・トイレと休憩所について。
4・普通バスの乗り方
5・VIPバスと普通バスの違い。
1・バスステーションまでの行き方と場所。
上記の地図のようにバスステーションまでは遠い。
バスチケットには我らの泊まるホテルからの送迎がついている。
チケットを買う際に、我らのホテルの住所を教え、
ホテルにピックアップが来る時間を言われていたので、
その通りホテル前にいると、トゥクのおっちゃんが登場。
我らだけを迎えに来てくれたのではなく、
既に先客の青年一人が乗っていて、荷物ですでに満杯なので、
我らの荷物は青年の荷物の上へ。
トゥクのおっちゃんは観光客なれしていない。
英語はまーまーなので、
チケットをしっかり見せて確認したほうが良い。
青年と挨拶を交わし出発。
少し進むと今度は1人のおっちゃんが乗って来て、
荷物とおっちゃんで4人乗りのトゥクはギューギューである。
荷物もそれぞれあるので、かなりみっしり。
流石に最後かと思いきや何故かトゥクは止まり、
4人用のトゥクに5人目の品のいいおばちゃんが登場。
更に荷物が結構ある。
試行錯誤の末、我らの荷物はトゥクのおっちゃんの膝の上。
それぞれ荷物を膝の上に載せて、
さっき乗ってきたおっちゃんは、
トゥクのバイクくと荷台の連結部分にしゃがんでつかまり、
トゥクは出発。
終始和やかで面白かったが、
こんな感じなので、荷物の多い人や、
ギューギューで乗りたくない人は、
自分でトゥクを手配したほうが良い。
(市内からバスステーションまでは4ドルで行ける)
ピックアップはタダなのでこんなもの。
我らのチケットはバスの出発が8時30分だったので、
1時間は余裕を見ておいたほうが良い。
長距離バスは観光用ではなく、地元の人の足なので
荷物がみんな多い。

ここのトイレは有料でおばちゃんがいて、お金を払わないと入れない。
更に蚊が大量発生していて、綺麗とは言えない。
水洗トイレでもなくて、桶で流すので、
緊急の場合以外はおすすめできない。
殺菌のウエットティッシュは必携。
売店もあるので、多少買うことが出来るが、
移動中のおやつは買っておいたほうが良い。

2・VIPバスの乗り方と荷物ののせ方
バスの前にチケットをチェックするところがあるので、
そこでバスはどれかを聞くと教えてくれる。
みんな吸っているので、タバコはここでも吸えた。
灰皿はないので、携帯灰皿は必携。

みんな中々乗らないので様子を見ていると、
さっき一緒に乗ってきた青年が教えてくれた。
荷物がなくならないように、
係の人が養生テープで預ける荷物に目印を貼ってくれるので、
バスのチケットを見せて番号を必ず書いてもらってから、
荷物を預けないとなくなるので注意です。

VIPバスの中

中は結構広い。座席と座席の間隔は、
飛行機の機内よりも少し広い。
チケットの写真ではバス内にトイレがあるが、実際にはない。
エアコンは効きすぎなぐらい効いているので、
上着を用意しておいたほうが良い。
エアコン付きで広いので、これで12ドルは安い。
3・トイレと休憩所について。
シェムリアップ~プノンペンまでは6時間くらいの所要時間です。
トイレ休憩は3回で
2時間ぐらいごとに休憩とトイレがあります。

1回目のトイレ休憩は、次の大きな街コンポンチャンの食堂です。
トイレはレストラン内で、まーまー綺麗です。
昼食は食べても食べなくてもいいです。
欧米人は、殆ど食べておらず、
店で売っているチップスや外の店で売っている
お菓子などを買っていました。
休憩時間は決まっていないので、
余り遠くに行くと、おいていかれる可能性があります。
暇人は病み上がりなので、何も食べませんでしたが、
食欲旺盛な小瑠璃は、チャーハンみたいなやつを頼んでいましたが、
お会計の時に通常の食堂の2倍の5ドルと言われて固まっていました。
ここは、バスと組んで連れてきているところだと思うので、
かなり割高です。
何となくみんなバスに乗り込み、何となく出発するので、
近くにいたほうが良いです。

2回目の休憩は、キレイなカフェとお菓子なんかを買える
観光パーキングです。

トイレもかなり綺麗で観光用のところのようです。
ここでの休憩はトイレ休憩なので、
ゆっくりとお菓子を選んだり、
カフェに行く時間は非常に残念ながらありません。
暇人がトイレとタバコを吸っている間に、出発する感じになり、
カフェやなんかには行けませんでした。

他のところも概ねトイレは綺麗でしたよ。

4・普通バスの乗り方
バスチケットの買い方はプノンペン編で詳しく書きますが、
シェムリアップ同様ツアー会社などで買えるし、
バスの発着所などにチケットを買えるところがある。
我らが利用したのはプノンペンで幅を利かせる
キャピタルツアー。
本来は、VIPバスで帰る予定だったのだが、
小瑠璃にはじめてのお使いならぬ
はじめての海外でのバスチケット予約をしてもらったのだが、
乗る時になってVIPバスでないことが発覚して、
普通バスに乗ることになったのだ。
値段は8ドルだったと思う。

バス停に着くと人の波。
交通量の多いと道に停留所があるものだから、ごった返している。
係員らしき人にチケットを見せると、
VIPバスではないバスを指さされた。
荷物を預けようと係員に話しかけても、英語が微妙で、
荷物をなかなか入れてくれない。
普通バスは、完全に地元の人の足なので、
みんなプノンペンに買い出しに来ていて荷物が多く、
大量の食料品などがあるので、
バスの荷物置き場にはそれらが既に満載で、
我らの荷物はバスの中に持っていけと言われた。
仕方なくバスの中に持っていくと、

他の人も全員大きな荷物を狭い車内に入れていて、ギューギューだ。
挙句の果てに、通路にも大量の食品が置かれ、身動きはとれない。
車内はべこべこで、エアコンは気持ち程度。
更になにやら揉めている。
カンボジアの人が乗り込んできて、
我らにチケットを見せてと言うので、見せると、
どうやらダブルブッキングらしく、
バスに乗れない人が出てしまうようだ。
カンボジアの人は良い人で、我らの席でダブルブッキングされた人は、
次のバスに乗ってくれるということで、事なきを得たが、
キャピタルツアーはいい加減なので、おすすめしない。
もちろんバスの運転手などは謝らないし、
何だか昔のアジアのようで楽しくなってきた。

ご覧のように、足を大地におろすことは叶わない。
席と席の間隔も普通の市バスぐらい狭い。
帰りはルートが違うのか7時間位かかる。
トイレ休憩は3回と少ない。
外国人の乗客もほとんどいない。

1回目のトイレ休憩は、地元のパン屋さんのような所で、
色んなパンがあったが、衛生面が心配なので見合わすことにする。
トイレは、桶で流すタイプで、
10年以上前に来たカンボジアのような感じ。昔では良い方。
小瑠璃はショックを受けたらしく
しょんぼりとしているぐらい綺麗ではない。
アジアに慣れていない人で、特に女の人にはきついと思う。
帰りは特に殺菌のウエットティッシュは必携だ。


2回目は、昼食の休憩だが、
正直あまり人気のないところなので、
衛生面が心配なため、持ってきたお菓子を食べる。
ここには地元のお菓子だけで、
プリングルスなどのハイカラなお菓子は買えない。
トイレはさっきよりはマシだが、
綺麗とは言えない。桶で流すタイプ。

3回目のところはお土産屋らしく、
プリングルスはないまでも、オレオを買えた。
地元のお菓子もあって買うことが出来る。
お土産は木彫りのでかいやつなのでもちろん買わない。

ここは有料トイレで写真のようにお金を払う。(数十円)
他のところよりはマシだが、
綺麗とまでは言えないトイレ。
5・VIPバスと普通バスの違い。
●vipバスは6時間。トイレ休憩3回。
●普通バスは、7時間。トイレ休憩3回。
●VIPバス12ドル
●普通バス8ドル。
●一番の違いは、トイレの綺麗さ。
●荷物が預けられるか、預けられないか。
●車内の広さも違う。
●エアコンの効き目。
●VIPバスの休憩所には西洋のお菓子(プリングルス)などが売っているが、
普通バスの休憩場所では最後のところでオレオを買えたぐらいです。
普通バスの良いところは、
昔のアジアを少し感じられる点だ。
地元の人の生活。足も伸ばせないギュギューの移動。
大きい音での謎の映画上映の時は、カンボジアの人は大笑い。
道もローカルなので中々面白い。
体はガチガチになり、バスを降りると着いたー!と開放感が一入。
アジア感を求めるなら普通バスだが、
4ドルの違いなら迷わず我らは、
VIPバスに乗ることだろう。
暇人
111,337 views暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...
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