ソーヤーミニは登山と時は予備として、
今回のカンボジア・バリ40日間の旅の中では、
歯磨き、ちょっとした洗い物、手洗いなどに
毎日使い使い倒していました。
毎日使用する中で、一番気になったのは、
濾過スピードでした。
登山のときの飲水や、簡単な調理に使う程度の水なら、
標準装備で十分なのですが、
中期、長期の旅やCAMPのときは、洗い物と
洗濯問題が出てきます。
東南アジアはまだ、飲水はミネラルウォーターで水道水は
残念ながら、洗濯はぐらいはしょうがないですが、
口に触れるものには使えません。
洗濯も、東南アジアは洗濯屋さんがあるので、
頼めばいいのですが、
服の消失や破損を覚悟しなければならないので、
今回は私は、シャワーに入るときに石鹸で洗っていたのですが、
やはりそれでは限界があります。
コインランドリーもまばらにしかないので、
洗濯屋さんを利用する以外の人は、結構厄介な問題です。
次の旅では、ポータブルの洗濯バックとバーナー・コーヒ道具・
簡単な調理道具を持っていく予定なので、
頻繁に清潔な水が必要になります。
手洗い、野菜洗い、珈琲、タオルや洗い物を干すネット、
ナイフなどを洗わねばならないからです。
オーストラリアではCAMP三昧だったのですが、
メジャーなところ以外は
雨水を利用しているところも多いので、
ソーヤーミニは必需品です。
すぐ使う分には標準装備で、何とかなるのですが、
洗濯や洗い物のように
水をある程度ためておく必要がある場合、
パウチを押してチョロチョロ濾過していては、
それこそ日が暮れてしまいます。
そこで自動にすることにしました。
ホースとフォールディングジャグを持っていくかは検討中です。
今回は、ソーヤーミニの簡単な特徴と
アップデート自動化グッツを紹介してゆきます。
これがあるとないとでは、効率が全然違います。
因みに東南アジアに長期で滞在している人は、
みんなタンクで水を買っています。
私の場合は、長期で同じところにいないので、
中期で転々と移動する中で、
毎回タンクを買うのも億劫なので、こんな方法です。
海外でCAMPする場合は、本当に誰もいない
ワイルドキャンプ場などもあるので、ソーヤーがいるのです。
それ以外はオーストラリアのキャンプ場は
日本より遥かに快適で進んでいます。
そして、あまりにも美しいロケーション・星・直火で焚き火・
人が少なく、サソリやディンゴがうようよいたり、
ワラビーなんかもテントに突っ込んできます。
テントごと飛んでいたときには笑いました。
美しいピンクレイクのほとりで、焚き火を焚いて、楽器を叩き、
動物の遠吠えが響き、見上げれば銀河が見えるキャンプ。
現在のようになんの装備もなく、バーナーすら無く、雨が降れば、
ひたすらパンとチーズ。そこいらへんのものでかまどを作り、
何とかありついた温かいスープの旨さ。
ボコボコのテントと薄い寝袋に毛皮のコートをかけ、
震えながら、寝袋で見上げた星空は今でもとても恋しいです。
キャンパーバンの旅も最高でした。
アリがとめどなく出てくる水道のCAMPの時にソーヤーミニがあれば、
黄色い謎のご飯を食べ続けなくても良かったかと思うと、
文明はすごいなーと思います。
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