どこで吸える？カンボジアのリアル喫煙事情
世界での禁煙運動の波は、東南アジアのカンボジアにも押し寄せています。
2016年から公共施設・レストラン・バー・職場において喫煙をすると
5ドルの罰金を科せられる省令が施行されて、
一体どこでタバコを吸えというのだ？と思った、
喫煙仲間のため、
我らが今回の40日の滞在(カンボジアは25日間)で
実際に喫煙できるところをのせていこうと思います。
カフェ・宿・公共施設・空港・屋外・食堂・公園・モール・マーケット
トゥクトゥク・遺跡・シェムリアップ・プノンペンを完全網羅です。
イメージと実際は大きく違います。
職員などが取り締まっているのか？
外では吸えるのか？
遺跡や移動中は吸えるのか？
タバコはどこで売っているのか？いくらぐらいか？
実際の喫煙事情と肩身の狭さ。
原則屋内は禁煙です。世界各国で巻き起こっているような、
喫煙者に対しての冷たい視線はありません。
喫煙者も結構いるし、役所の職員やトゥクのドライバーも
吸っているので、喫煙天国です。いい国です。
職員などが取り締まっているのか？
日本ではおなじみの罰金を取るのにウロウロしている職員は、
25日間で1度も見ていません。
郵便局（屋外）などの前で吸っていても
ぜんぜん大丈夫です。
マーケットや路上や空港などにも職員はいません。
シェムリアップもプノンペンも。
カンボジアで喫煙が可能な場所。
屋外
野外なら喫煙者は無敵です。
外での喫煙はあまり気にせずにできます。
人口密度もそんなに高くないので、大丈夫です。
公園ももちろん大丈夫です。（ベンチもあるところが多いです。）
ただ、灰皿が街中に設置されていないので、携帯灰皿はマストです。
携帯灰皿を売っている所は2ドルショップでしか見ていないので、
持っていったほうがいいです。
路上にゴミ箱はいっぱいありますが、
火の不始末などを考えるとやはり携帯灰皿は必須です。
外でタバコが吸えると言っても、プノンペンなどは人口密度が高いので、
人混みの中では、歩きタバコはしないほうがいいです。
宿での喫煙
宿でも屋内ではタバコは吸えません。
ですが、カンボジアの宿は2階以上にはバルコニー
1階に共同屋外スペースなどがあるので、
そんなに不自由はないです。
かえって外の景色を見ながら吸えるので、いい感じです。
プノンペンのホステルでは、
各階の階段にも灰皿があって、
階段の読書スペースでも吸えました。
カフェやレストランや食堂
カフェは、完全屋内の店舗では吸えません。
しかし、カンボジアのカフェはスペースが広いカフェで
屋外も併設しているところや
オープンカフェなども多いので、
屋外スペースでは吸えますし、
外に出ればどこでも吸えるので、
クーラー優先の時は屋内を利用していました。
レストランも同様で、
屋外スペースの無いレストランでは吸えませんが、
野外も併設しているレストランも結構あるので、
選択肢は結構あります。
食堂は、基本的に屋外か半屋外なので吸えます。
半屋外の場合は、屋根がない入り口付近のスペースで
吸えるところが多いですが、
1軒半屋外でもたばこが駄目なところもあったので、
店員さんに1度確認しましょう。
モールやマーケット
モールでも屋内は禁煙です。
日本人がよく行く「ラッキーモール」は玄関の所に座れるところがあって、
灰皿もあります。
その他のモールでは、灰皿は見かけていないので、
路上で吸うしかありません。
マーケットは、メイドインカンボジアンマーケットの敷地内に
灰皿が置いてあります。
オールドマーケットは無いので路上で。
ナイトマーケットも同様で、
artマーケット（川と公園が近いので吸いやすい）も同様です。
遺跡とトゥクトゥク
アンコールワットの入り口には、禁煙と書いてあるので、
橋を渡る手前のチケットを見せるところまでは吸えます。
敷地内では吸えません。
他の遺跡では禁煙マークは見かけませんでしたが、
寺院は神聖な場所なので、たばこは吸わないほうがいいです。
レンジャーもいます。
アンコールトムなどの遺跡群の場合は、寺の敷地内でなければ、
マーケットやトイレが有るところでは吸えます。
（野外カフェでも）
トゥクトゥクには2種類あって、
昔ながらの牽引型と配車アプリなどで呼ぶ一体型です。
牽引型は屋外だし、トゥクのおっちゃんも吸う人が多いので、
基本大丈夫です。
配車アプリのトゥクは、密閉状態ではないが、煙がこもるので
必ず吸っていいか聞いたほうがいいです。
たばこはどこにいくらで売っているのか？
タバコを買うところには困りません。
コンビニも少し歩けばあるし、モールでも売っています。
商店でも売っているのでどこでも買えますが
遺跡などでは見かけません。
値段は写真のアンコールで、1ドル50～2ドルぐらいです。
値段は決まっていないので、店舗により異なります。
旅とタバコは切っても切り離せません。
長距離列車で、バス待ちの時に、共同スペースなどで色々な人と出会い
話す機会が多いんです。
タバコのもらい合いや、話のきっかけ、
絶景を前に一服。
トラブルや考え事とともに一服。
たばこ1本は丁度いい時間なのです。
1本で話を切り上げてもいいし、
更にもう一服して、話を続けてもいい。
無言でもいい。
そんなコミュニケーションツールはタバコだけです。
体に悪いと人々は我らから、タバコを奪いたいようですが、
体に悪いのなら、車の排気ガス、ゴミ焼却、火力発電、酒や砂糖なども
ダメだし、スマホも悪いでしょう。
使い捨ての食料や日用品も燃やすと大気汚染の原因になり、
健康にも悪いです。
健康を気にするなら、ダラダラする時間も、使い捨てのものも、
ゲームも漫画なども運動不足になるので、体に悪いです。
体に良いことだけで生きることは出来ませんし、面白くもないです。
みんな生きているだけで、迷惑を掛け合っているのだから、
他人の楽しみに土足で入ってこないでほしいです。
自分が好きではないものを
好きな人から取り上げようとすればするほど、
病気みたいに監視しあい、窮屈で味気のない世界になってしまいます。
映画にタバコが無いのは不自然だし、色気もありません。
人間には、毒と色気が必要です。
それは、人生の陰と陽と同様です。
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