バリ島到着!空港からクタまでのタクシー料金


いつものことながら、飛行機に乗る日は徹夜。
朝5時にエアポートロードに出て
最後のトゥクトゥクを探す。
今日がカンボジア25日間の滞在の最終日だ。
青白い光が、シェムリアップの街を照らす。
朝の5時でも交通量は多い。
すぐにトゥクトゥクを見つけ空港へと向かう。
人気のない豪華ホテル群を見ながら、トゥクは風を切る。
途中件建設途中の観覧車が見えた。
こんな町の中心から遠いところに誰が来るというのだろうか?

お礼を言ってチップを渡し、トゥクのドライバーと別れ、
空港の入口付近にある喫煙所で一服。

3時間前に到着して、カウンターへ向かうと、
黄色いインド人のおっちゃんと、白いインド人のおっちゃん以外
誰もいない。。。
エアアジアの搭乗手続き開始は3時間前だが、
当たり前のように誰もいない。
インド人のおっちゃんらも不安そうに
何度もカウンターの方に行ったり来たり。
私も一度カウンターの方に行ってみると、
黄色いインド人のおっちゃんが話しかけてきた。
目が透き通っていて、子供のように純粋な表情をたたえる
福の神のような御仁で、この旅であった誰よりも品がある。
何の壁もなく自然に話しかけてくる。
ここはエアアジアのカウンター?
そうですよ。3時間前から搭乗手続きが始まるはずなのですが、、と返す。
何日いたの?
25日というと目を見開いて本当に驚いた様子。
それから少し立ち話をして、
おっちゃんは相方の白いおっちゃんのもとへと報告に向かうが、
白いおっちゃんはマイペースで、
ウロウロと歩いている。


空港には、荷物をまとめるラップマシーンがあって、
複数の荷物をまとめることができる。
残念ながら、荷物の重さを量るマシーンはない。

待つこと1時間以上。搭乗開始2時間前になって係員がゆーくりと
何食わぬ顔で、やっとおでまし。
黄色いインド人のおっちゃんも
彼らは仕事熱心だねーと皮肉を言う。
彼らは早起きだと返すと、インド人のおっちゃんは優しい笑顔で笑う。
やっと荷物検査のところまでゆくと、
なぜか新品の蓋も空いていない水を捨てられた。
あとから来るインド人のおっちゃん達を見ていると、
これは新品だと粘っていたが、
無残に新品の水を我ら同様に捨てられた。
ジェスチャーに愛嬌があって面白い。


なぜ水を捨てられたのかかがわかった。
水の値段を見てみると、市場価格の4倍。
カンボジアは最後までぼろうとしてくる。
お馴染みのお土産品や菓子などは異様に高いし、買うものはない。
我らは、テンプルミニマートで
チョコレートケーキなどを買ってきているので、水だけを渋々買う。

シェムリアップ空港には、素晴らしいところもある。
喫煙所が搭乗口にもあって、緑があって広いのだ。素晴らしい。
小瑠璃のところへ行ってみると、クスクス笑いながら、
さっきの黄色いおっちゃんが、おっちゃんに話しかけてきた人に
私だけに話しかけて、
私の友達にも挨拶しないのはマナーがなっていないと、
何度も強く言っていて、話しかけた人は謝っていたと言うのだ。
友情深く、あれだけ穏やかな人だが言うところははっきりと言う。
やっぱりインド人は面白いし、インドに行たくなってきた。

搭乗口を通り滑走路へと出ると、インド人のおっちゃんは
嬉しそうに写真を撮り、
左手には、バナナを無造作に持っている。
おおーやっぱりインドに行きたい。
飛行機からシェムリアップの景色を見ながら、別れを告げる。
乗り継ぎのクアラルンプール国際空港に無事到着する。
飛行機を出る時にインド人のおっちゃん達の方を振り返ると、
満面の笑顔で両手を振って挨拶をしてくれた。
なんてピュアな人たちなのだろう。
きっとおっちゃん達にもいい旅が待っていることだろう。
クアラルンプール国際空港については、
後日帰国の時と合わせて詳しく書いていきますので、飛ばします。

10数年ぶりのバリ島。ずっと来たかったバリ島。
空港に着くと人でごった返していて、旅行者の顔には一様に満面の笑顔。
前とは違い、1ヶ月の滞在のビザは廃止されたので、
関税申告の書類を途中で書いて、出せば入国できる。
前回は30分ぐらい手荷物検査で、
仕事か?カメラは仕事ようか?などと結構聞かれたが、
今回はスムーズに入国できた。
税関を抜けると、ものすごく近代的になったングラライ空港が目の前に。
そして、人、人、人。客引きのTAXI勧誘の波。

まずは1階に出て右に行ったところにある野外喫煙所へとむかって、
至福の一服。
やっとバリ島に帰ってきた実感が湧く。
外を見ると、まるで別の場所のようにネオンが煌めいている。


空港には既得権益があって、
長距離で安いプラマバスも空港からは乗れない。
唯一の適正値段メータータクシーのブルーバードも入ってこれないので、
ぼられる通常TAXIを避けて、
入り口のゲートを抜けてエアポートタクシー乗り場に向かうと、
プレートがたっていて、値段が書いてあるので、
ここでTAXIに乗るのが一番安い。
値段は1人の料金で、×人数分を払いTAXIを呼んでもらう。
●宿の住所などを見せられるように用意する。
●ルピアへ両替しておく。
クタやクラブ通のレギャンまでは、
我らは2人なので170000ルピア(1200円くらい)。
1万ルピア→70円~80円ぐらいです。
ウブドまで305000ルピア(2200円くらい)
サヌール159000ルピア(1120円くらい)
※ここに書いてあるのは最低料金なので、
カウンターで目的地を見せて、
ここまでいくらとちゃんと念押しをしたほうが良いです。
空港から歩く場合は、出口まで600メートル位あり、
ブルーバードTAXIを探さないと、かえって高くつくかもしれないので、
エアポートTAXIのほうが無難です。

TAXIのお兄ーさんと話しながら
TAXIはクタを目指す。
どこや?ここは?10数年前とは、
まるで違う綺羅びやかすぎる町並みが現れて、
欧米人で溢れかえり、それぞれバリを本当に謳歌しているのがわかる。
お兄ーさんに変わったねーと言うと、
そうだろー。別の町みたいだろ?と少し複雑そうに言う。
値段通りの170000ルピアを払い宿を目指す。
一応宿のあてはつけてきたけれど、
予約はしていないので、フロントに行くと、
ブッキングドットコムで見た時はダブルルーム1泊12ドルだったのだが、
いくらか聞くとい1泊260000ルピアと言うので、
違うところを探すことにする。
(10数年前は、立地もレギャンの近くでクタの中心街で、
ロスメンは50000ルピアぐらいで泊まれたが、近年は高い。)
前に散々歩いていたが、
大通り以外の町並みは変わりすぎていて、
どこを歩いているのかがさっぱりわからない。
2人もガラガラを引きずり、無数に行き交うバイクを避けて、
ぐるぐると街をさまよう。
数十分歩いたところで、
地図を見ていると日本語の達者なインドネシア人が話しかけてきてくれて、
宿のところまで、色々話しながら送ってくれた。
前は~というと、もう前とは変わってしまったと言っていた。
面白くていい人だった。
お礼を言って、ポピーズ1の通りにあるPuri Agung Homestay
に入ると、部屋は空いていて、12万ルピアとネットで見た値段と
同じだったので、とりあえず3泊予約をして部屋に行ってみる。
あらまー。
部屋にはエアコンとテレビが付いているが、
あまりきれいではない。
ルームサービスはもちろん無いし、水シャワー。
洗面所はなく、服をかけたりするところもない
シャワールームには石鹸を置く場所だけがある。
因みに、シャワールーム兼トイレのドアはちゃんと閉まらない。
昔のアジアの宿だ。
カンボジアで少し良い目の宿に慣れてしまっていたので、少しショック。
今のクタの物価ではしょうがない。
前に来た時の5万ルピアで泊まっていたロスメンは、
中庭もあって広々としいた。

夜飯を探しに外へ出る。
レギャン通りに行ってみると、
通りには見覚えがあるが、どこもかしこも近代化されていて、
この通りに毎日溜まっていたインドネシア人が、
店の中で飲んでいない代わりに、
欧米人がはしゃぎまくっていた。
人生を謳歌するように本当にどこも楽しそうで、
生音が溢れ、笑い声や活気、踊り狂う人々を横目に
ワルンを探す。中心街にあったワルンが姿を消しているので、
見覚えのある道を少し歩いて、
路地裏に入るとバクソの店(Warung yoman)があった。
我ら以外に外国人はいない。
メニュー表もないので、バクソを2つ頼む。
旨い。お久しぶりのバリの味だ。スープにはしっかりと味がついていて、
肉団子も旨い。小瑠璃もが満悦。
壁にかけてあるテレビでは、満面の笑顔で歌手と一緒に歌う
陽気な番組が流れていた。
いい気分でお会計をすると何と80000ルピア!
は?どう考えても2万ルピアぐらいだと思うが、
着いたばかりで、適正値段の確証がないので、
仕方なく支払う。
(適正値段がわかってから、やはり2万ルピアはしないとわかった)
ここはボッタクリの店だ!
我らの着いたばっかりの日本人ですオーラがそうさせたのか。。
このぼったくりの店は下記である。



気分が悪いので、他のワルンを探そうと、裏路地を抜けると、
ワルンがたくさんある通りにた。
ずっと食べたかった念願のサテを食べようと、
いくらか聞くと2万ルピアの適正値段だったので頼む。
ジュー。炭火焼きで手際よく焼いてくれる。
旨い!流石バリだ、思い出の味だ!
ピーナッツソースとフライドオニオンが絶妙で甘旨いバリの味だ。
生暖かい風に吹かれながら、サテを食べていると、
やっとクタに帰ってきた気がした。
久しぶりに、水のシャワーを浴びて就寝。
暇人
111,325 views暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...
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