キャンプ向きの料理ナイフはオピネルよりもニエトだった

Cooking knives for camping were more niet than Opinel
旅の準備

OPINELのナイフは、値段を考えると刃も良いし、
見た目も美しくいいナイフだと思います。

入門用としてなんとなく使えればいい人には
安全装置もついているし、価格もお手頃で、
いいと思いますが、
理をある程度ちゃんとしたい人や、
ナイフを育てたい人にはちょっと物足りないし、
ウトドア用ナイフとしては、改造をしないと濡れると
ナイフが出てこない、
軽すぎる、刃の形状も
あまり調理にはむいていません。(卓上用ナイフとしてはいいです。)

そして、刃の強度が足りないんです。
を加工したり、アウトドア全般で使うなら、
ヘレナイフとモーラのほうが遥かに優秀です。
イフは1本で全て賄うよりも、2本で使い分けたほうが
衛生面からも安全面からもいいです。

今回は、主に調理に使うフォールディングナイフ
探しに探しやっと見つけた、スペインの
ニエト 107NNavaja Linea Camping
フォールディングナイフとOPINELナイフを比較し
なぜ二エトのほうが調理アウトドアに向いているか
書いてゆきます。

Cooking knives for camping were more niet than Opinel
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ニエト・キャンピングナイフ

全長:198mm
刃長:85mm
ブレード材:AN-58スチール(ステンレス)
ハンドル材:オリーブウッド
スリップジョイント。
安全装置はなし。
刃の厚み2mm前後(OPINEL♯7は1.5mm前後)
物の町スペイン アルバセーテで1900年初頭に
父イノセンシオ・ニエト氏が刃物をつくり始めた。
その後1957年頃に父子3人で会社設立。その後イノセンシオの子
ミゲルニエト氏が子供と共に独立した。
スペインで100年以上の歴史があるミゲルニエトナイフ。
すべての商品をスペインで製造。製品の信頼性、原産地、
素材の品質、デザイン、完璧な仕上げを保証するために、
全力を尽くしている。

研ぎ(天然砥石・革砥青棒)

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一応最初から刃はついていますが、やはり研がないと
全然切れないので、

砥石革砥青棒で研いでゆきます。
エトに使われているAN-58スチールは、
錆びにくくやや硬めですが研ぎやすく
切れ味もそこそこ良い、バランスがいい鋼材です。

そのため、OPINELよりも研ぐ回数は多くなりますが、
ほぼ直線の刃なので、刃先意外は
OPINELよりも研ぎやすい
です。

OPINEL♯7との比較

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グリップと刃ともにニエトのほうが少し長いです。
私は普通よりも手が大きいのでニエトのほうが馴染みます。
ニエトは安全装置はついていませんが、硬さもあるので、
なんの問題もありません。(ビクトリノックスよりは軽い力で引き出せます。)

ニエトのグリップは、小指を引っ掛けられるので
安定して持ちやすいです。

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刃の側面はOPINELのほうが広く
刃の形状は、OPINELのほうがラウンドしている
面積が大きく

特に刃先はかなり違います

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刃の幅は、0.5mm程OPINELが薄いです。
OPINELは1.5mm前後
ニエトは2mm前後です。
野菜を切ったり調理するには、2mm幅が限度だと思います。

実際の刃の幅と形状による違い。

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玉ねぎの薄切りは、OPINELのほうが若干ですが
薄く切れます
OPINELのほうが刃が薄いので野菜を薄く切るには
向いています
かし、刃の形状が違うので、
OPINELは引き切りでラウンドするように切るので、
最後の刃先がちゃんとまな板についていないと
切りの残しが出ます
全体的な重量の問題もありますが、OPINELは軽く
刃をラウンドさせて引き切りするので、
刃が安定せず刃先がブレるので、指に刃先がかすることが
結構あって、怪我をしやすい感じです。
(手で持って切ったりするんのに向いている形状です。)
れるとニエトのほうが、重量も適度にあって
刃も頑丈なので、包丁のように押切もでき
引き切りでも、刃先が真っ直ぐに近いので、切の残しもなく
安定しているので、サクサク心配せずに切れます

Opinel knives can be sharpened. The power of blue sticks and strops
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人参は、玉ねぎよりも硬さがあるので、
違いがはっきりしてきます
の入り具合が違います。OPINELはしっかりと研いで、
引き切りができればいいですが、
やはり力を入れると刃が華奢なのと、

軽さで刃が安定しなくなってきます
ニエトは玉ねぎのときとあまり変わりません。

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ネギなど滑りやすい野菜は、刃先が真っ直ぐでないと、
切残しが目立つので、

やはりニエトのほうがノンストレスです。

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ナスの皮のように滑りやすいものを切るのにも、
ニエトのほうが包丁感覚で安定して切れます
OPINELでももちろん切れますが、少し滑ります。

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キャベツを丸ごと切ったり芯を切り落としたり
するとき
には、OPINELは向きません

刃先がラウンドラウンドしているので入りにくく
力を入れにくいので
怪我をする可能性があります
エトは、刃先もぐっと入り力も入るので、
問題ありません。あんまり包丁と変わらない感じで切れますが、
流石にかぼちゃは無理です。

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OPINELでは肉を切るとき、何度か刃を入れる必要がありますが、
ニエトは力が入るので一発で切れます。

まとめ

OPINELはナイフです。ラウンドして引いて切る必要があり、
手で持って切るのに向いている形状です。
フィレナイフのように刀身が長く引き切りできればいいですが、
刃先の短いタイプは調理には向いていません
エトは刃の形状も包丁に近く力も入るので、

薄切り意外は問題なく調理に使えます
安全装置がなくてもキャベツくらいなら問題ありません。
ちょっとロープやパッケージなどを切るときにも、
ニエトのほうが断然切りやすいので、おすすめです。
OPINELは卓上ナイフとしては気に入っています。
イクを乗っている人はわかると思いますが、

原付きと250ccの違いです。原付きは軽すぎてたまに乗ると
おもちゃみたいで怖いです。

良い道具は、やはりある程度の重さがあるものだと思います。
登山ウェアーは例外ですが。

暇人

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暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...

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