アーユルヴェーダとスパイスの関係

Ayurveda and spices of the relationship
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アーユルヴェーダ、漢方というと
何だか難しそうな専門分野のようなイメージだと思います。

深く勉強すれば、勉強をしきれない分野ですが、
「生活の知恵」「食事法」と捉えると
受け入れやすいと思います。
方とアーユルベーダを知っていくうちに、
本質が同じものだと気づきます。

分の体質を知り、病気にならないように体を作る食物を見直し、
生活を整えて予防する。
去に私も、原因不明の不調に悩まされ、
西洋の病院では改善されなかった症状が、

2年間の漢方医院の通院で改善された経験から、
事法スパイスカレーが日常の一部になっています。

朝は歯磨きの後舌磨きをして、白湯を飲むことから始まります。
西洋医学は、症状が出てからの対処療法が中心ですが、
洋医学は、病気にならないための予防に重きをおいているので、
普段の生活を見直し、普段の食生活で
自分の体調のバランスを整えることができれば、

これほど良いことはありません。
気を本当に治すためには、薬で一時的に抑えるのではなく、
崩れたバランスを整える必要があります。
回は、アーユルヴェーダにスポットを当てて、
アーユルヴェーダトリドーシャ性質別の食事
スパイスの薬効の関係について書いていこうと思います。

アーユルヴェーダとは?

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アーユルヴェーダとは紀元前二千年ころから
数百年をかけて成立したといわれる長い歴史を持つ医学です。

サンスクリット語で長生きの知恵
アーユス(生命)ヴェーダ(科学・真理)という意味です。
ーユルヴェーダの基本は{トリドーシャ}です。

漢方の「気」のように健康的な生活健全な精神を保つため
重要な要素です。元気。
間の体も自然のエネルギーから構成されているという
考えに基づき、

そのエネルギーを不純なもの増えやすいもの病素という意味の
「ドーシャ」と呼んでいます。
ーシャには5つの元素}がありますが、
ヴァータ(風と空)ピッタ(火と水)カファ(水と土)
3つの性質に分けたものが、
トリドーシャ}です。

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ヴァータ(風)が増えすぎるとガスを発生させ、
精神疾患呼吸器疾患神経痛などの症状の原因となり、

ピッタ(火)が増えすぎると胆汁に影響を与え、
アトピー消化器系の疾患の原因となり、

カファ(水)が増えすぎると粘液に影響を与え、
糖尿病鼻炎関節痛などの原因になると考えられています。
トリドーシャのバランスが崩れることにより、
病気になると考えられていて、
自分の体質にあった
食事生活習慣生活環境を整える事
バランスを保つ大切な要素です。
事面から見ると
味の基本である6味
甘味酸味苦味辛味塩味・渋味)が基本です。

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甘味

体を養い元気にし、満足感を与えてくれ、
すべての組織を増やしてくれる。
れぎみの時は体にエネルギーを与えてくれます。
神経を落ち着かせてくれる。

辛味 

体を温め、代謝を高め、発汗作用、脂肪を燃焼し、
食欲増進、消化力アップ。

苦味

体の組織に活気を与え、解毒作用・肌荒れ・熱を抑える作用があり、
甘・酸・辛の欲求を抑える働きがある。

酸味

体を温めてくれ、痙攣を和らげリフレッシュ・食欲増進・
消化を促進してくれます。

渋み

興奮を鎮め、体を冷す作用があります。

塩味

消化を促進し、食欲を増進させます

ヴァータ(風と空)の性質

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変化を好むが、心配性。
好奇心旺盛で、想像力ゆたかで、行動力もある
飽きっぽく神経質なのが特性で、
極のものを持っているとも言えます。
、ヴァータは運動を司る役割を持ち、
体全体のバランスを制御しています。
えやすく、乾燥しやすい暴れ馬のような性質なので、
バランスを崩しやすいとも言えます。
食欲にもムラがあって、生活習慣も変わりやすい。
性の属性のヴァータを静めるときは、
生野菜や冷たいものを避けて、
温かく消化に良いものをものを、ゆっくりととるのがいいです。

ヴァータ体質におすすめの食事

甘味塩味酸味
温かく油っ気のあるもの。
炒めものやカレーや煮込みやあんかけなど。
子、鶏肉、魚、玄米など。
糖・加熱してないはちみつ。
ボカド、バナナ、木いちご、チェリー、ココナッツ、キウイ、
タマリンド、レモン、マンゴー、メロン、パパイヤ、桃、パイナップル、
プラムなどやフルーツジュース。
ー・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品。
ング豆、赤レンズ豆、豆腐、納豆、豆乳など
(とりすぎは逆に良くない)
ッツ類。
食に白砂糖を使っていない
甘いものを取ることもヴァータ体質にはオススメです。

ヴァータにおすすめなスパイス。

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ショウガ(Ginger) 辛味 
姜は身体を温め、保温、解熱、消炎、鎮吐、
発散、健胃など多くの薬効があるとされ、生薬としても用いられています。

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ブラックペッパー(Black Pepper)   辛味
を温め、消化を助け、便秘にも効果があります。
抗菌・防腐・防虫作用の効果があります。

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クミン(Cumin)   
化促進・吐き気緩和・下痢緩和・便秘解消・健胃作用
健胃・解毒・駆風・消化不良改善、鎮痛作用、
体に溜まったガスの排出作用があります。
タミンA・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE・鉄分・亜鉛・葉酸
・カリウム・ナイアシン・マグネシウムなどの多くの栄養素が含まれています。

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ナツメグ(Nutmeg)
化を促し便通をよくし、美肌に効果があります。
古くから健胃薬です。

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シナモン(Cinnamon)   甘・辛・苦
香性健胃、発汗、解熱、鎮痛、整腸、駆風(くふう)、
収斂(しゅうれん)などに効果があります

整腸作用・鎮痛作用・殺菌作用・抗菌作用・芳香性健胃・発汗作用・
利尿作用、血液循環促進、
鎮痙、去痰
シアシナモンの過剰摂取には注意。
イロンシナモンは心配ありません。

ヴァータが控えた方がいい食事。

野菜。
辛子、トマト、ジャガイモ、ピーマン、ナスなど。
ライフルーツ

ピッタ(火と水)の性質

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知性が高く、情報収集や分析能力に優れ、集中力がある完璧主義タイプ。
面、記憶するものにムラがあり、

負けず嫌いで短気で怒りっぽく、攻撃性が強いのも特徴です。
化の火(アグニ)が強いので、食欲も旺盛
空腹になるとイライラしがちで、

消化器疾患にも罹りやすいので、
食べすぎには注意する必要があります。
分の強いものと辛いスパイスなどは控えた方がいいです。 

ッタタイプは眼、胃、皮膚、手足などに熱を持ちやすい。
そのため、暑さが苦手で日焼けしやすく、
皮膚や眼に炎症を起こしやすい
、ピッタは消化・吸収・代謝、体温の保持、視覚、
免疫やホルモン分泌などの働きを司っています。

ピッタ体質におすすめの食事

甘味苦味渋味。 
ボチャや緑黄色野菜、キャベツ、ジャガイモ、ブロッコリー、
アスパラガス、レンコン、ナスなど。
肉など(なるべく控える)。
ー、牛乳、無塩バター。

ピッタにおすすめなスパイス。

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冷性で身体を冷やし、疲労回復や消化促進・整腸作用。
カフェインの解毒・ストレス緩和・リラックス効果など。

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自然の抗生物質で、腸内細菌を強化してくれます。
新陳代謝促進・消化促進・抗菌、血液浄化、強壮、
抗アレルギー作用、肝機能強化を働きを助ける働きがあり、

皮膚病にも用いられます。

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胃腸のはたらきを促し、新陳代謝を活性させる作用があります。
食欲増進、消化促進、排出作用、発熱、
吐き気を抑えるなどの効果があります。

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生薬としては鎮痛、鎮静、通経作用があり、
婦人病にも効果があるといわれています。

ピッタが控えたほうが良い食事。

塩分の多い食べ物(醤油、味噌、塩など)。
味、辛味の強い食べ物。
類、揚げ物。
ナッツ類、ゴマ油。
辛子、ニンニク、生タマネギトマト、ラディッシュなど。

カファ(水と土)の性質。

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性格は穏やかで、保守的で忍耐強い。
脂肪が付きやすい体質なので、やや太りやすい
湿度に弱い。
ファの役割は、睡眠、体力、細胞の維持などです。
や太りやすいので、食べる量に気をつけ、
代謝お高めるスパイスが有効です。

甘味酸味の強い水分を多く含んだ果物はさけ、
苦味渋味辛味したものがおすすめです。

カファ体質におすすめの食事。

辛味苦味渋味
野菜。
ピーマン、唐辛子、ジャガイモ、大根、ナス、アスパラガス、
ゴーヤ、ブロッコリー、ごぼう、キャベツ、人参、
ネギ、レタス、オクラ、玉ねぎなど。
ンペ、豆腐、豆乳。豆類、小豆、白インゲン豆、レンズ豆など。

加熱のはちみつ。

ピッタにおすすめなスパイス。

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発熱や咳などの緩和、化力増強、強壮作用、便秘改善、母乳の分泌促進

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カファが控えたほうが良い食事。

塩分の強いもの(味噌や塩辛など)
げ物、脂っこいもの、肉。
ゅうり、ズッキーニなどの甘くて水分の多い野菜。
製品。有塩バター、アイスクリーム、サワークリーム、ヨーグルト
コナッツ油、マヨネーズ、ナッツ類。
糖、メープルシロップ、グラニュー糖、大麦の麦芽、
チョコレートなど。

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その他の代表的なスパイス

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神経痛緩和。
「熱」と「油」の性質をもち、消化促進・血行促進、
毒素やガスを消散させてくれます。

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体を温め、血行促進・消化促進・食欲増進効果があります。

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滋養強壮・疲労回復・体力増強の効果があります。

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食欲増進、母乳分泌の促進、利尿、吐き気の緩和、
消化促進・解毒・臭作用。
下痢や腹痛に効果があります。

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整腸作用、抗生作用。
食べ物が腸内で発生させるガスを取り除く効果があるので、
豆や芋類を調理するときに少量を用いるといいです。
独特の匂いがしますが、
加熱すると玉ねぎのような風味になり、旨味になります。

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体を温め、消化促進、鬱血と口臭の軽減、防臭、
防虫の効果・歯痛抑制・
殺菌・消毒効果があります。
整腸作用もあり、生薬として用いられています。

Is Ajowan effective for preventing infectious diseases?

ジョワンの効能として、
抗菌抗炎症作用による風邪の予防
伝染病予防にも使用されていたといわれています。
整腸作用もあり、消化不良の薬としても飲用され、
呼吸器系化器官喘息の治療にも使われることもあります。
利尿促進効果もあり、尿路結石に治療にも
使用されることもあります。

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あくまで、アーユルヴェーダの基本の考え方です。
インドと日本の気候も違えば、温度、湿度、民族も違いますので、
漢方と合わせて、
それぞれの体質合った食事を見つけられれば、
人生にとても役立ちます。
ずは、調味料を古式の余計なものが入っていないものへと
改めるのが先決です。

してなによりも、食べ物を外で買うのではなく、
自炊を通して料理の知識を深め、
あるべく余計な添加物や白砂糖やマーガリンやショートニングなどを
とらずに済む方法を探すことが大切です。
人的には、体を冷やす冷たい物は避けているので、
フルーツなどは私はあまり食べません。
そのへんは漢方の要素が自分にあっています。

暇人

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暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...

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