きっと、同じ春が、すべての者に同じ喜びを、、格言写真

Surely the same spring, It will not give everyone the same joy.Quote photo
暇人の書き物

星野道夫氏の言葉

きっと、
同じ春が、すべての者に同じ喜びを与えることはないのだろう。

なぜなら、
よろこびの大きさとは、それぞれが越した冬にかかっているからだ。

冬をしっかり越さないかぎり、
春をしっかり感じることはできないからだ。それは、

幸福と不幸のあり方にどこか似ている。

Surely the same spring,
It will not give everyone the same joy.

Because the size of joy is
It’s all over the winter.
Unless it goes well in winter,
I can’t really feel spring.
that is,
Somehow it resembles happiness and unhappiness.

男は考えに考えて、新しい品種と売り方を創り出す。
周りのものはそれを見つけ、種を盗み、売り方も真似て、
村は一時賑わいを見せる。

時間はとても残酷で正直なもので、
新しいものは、古くなり、
各々が育てていた作物は、同じになり、
村に注文が来ることはなくなっていく。

男は、その間にこれではすぐに売れなくなると思い、
皆が酒盛りをしている時に、

せっせと新しい品種を作ることに時を使い、
見事完成させる。

卑怯なものは、その姿を見つけまた盗む。
作物が実りかけた秋に大きな風と
多数の海からの塩が村に降り注いで、
みーんな干し大根のようにカラカラになった。

塩に比較的強い作物も誰一人として育てていなかった。

人間も徐々に干し大根の様になり、
涙も枯れ果てて、気持ちも萎えて、
誰もがただ放心して凍てつく冬を迎えた。

農民は狩猟民になり何でもかんでも食べては、
冬を乗りきった。

菜の花が咲き始め
咲き乱れ春の色を取り戻してゆく。

村一面菜の花の黄色がゆれる。

畑も菜の花でいっぱいだ。
食べるものはない。

半分以下になった村人は、
菜の花をむしり

油を搾り天ぷらを作ったり、
畑を耕すものも出るが、
塩がきらめいていて、
諦めて座り込む。


隣の村に菜の花を売ろうと
村人の一人が向かうと、

そこにはあの男と
新芽が広がる畑が広がっていた。


村人の一人は、天を仰いだが
雨粒一つも降っては来ない。

涙を流すことも忘れてただ座り込んだ。

春が笑う。

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よかったら見て頂けると、嬉しいです。

暇人

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暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...

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