ウブド・レゴン・バリス・バロン・バリ舞踏の夜

2020.09.20

Ubud Legong Balis Baron Balinese Dance Night

インドネシアとバリ島

晴れ渡る空、美味しい朝食。揺れる芭蕉布。
昨日手に入れたハングドラムの音が庭に響き渡る
いつもの素敵な朝。
なんて贅沢な毎日。

昨日サルーン（サロン）の上着を買い、店のおばちゃんに
新しい巻き方を教わった時に、
人によって巻き方が違うというのを聞いたので、
宿のオーナーワヤンさんの奥さんに巻き方を教わりに行った。
すると店のおばちゃんが教えてくれたのよりも、
簡単で美しい巻き方を教えてくれた。
人と話すとやっぱり世界が少し広がって楽しいものだ。
忘れないうちに何度も部屋で教わった巻き方を自分たちでやってみて、
何とか巻けるようになった。
今日から我らは毎日サルーン（サロン）を巻いて
ジャランジャラン（ムラリー）散歩に出かけることになる。

ワヤンさん達に挨拶して、ムラリーへ。
いつもの道もサルーン（サロン）を巻いて歩くと、
風をまとって気持ちがいい。
スラマッパギー！（おはよう）といつものように挨拶すると
素敵な笑顔でみんな返してくれる。
我らのサルーン（サロン）を見て、
親指を立ててバグース（かっこいい）と言ってくれたりもしてくれる
インドネシアの人々の人の良さに気持ちは更に晴れ渡る。
そこかしこにお祈りのお供え物。
ブーゲンビリア・ハイビスカス・プルメリア・放し飼いの犬
門のところにちらほらいる鶏。
今日もウブドは平和だ。
トコトコとロイヤルパレスにに昼間にいってみると、
やはり美しい寺院で、彫刻が美しい。

丁寧に修復されたバロンや、苔むしたバロンの彫刻や、
ついつい惹かれてしまうサラスヴァティーもいるので、
ロイヤルパレスに舞踏を見に行く以外にも訪れてみるのも良いものです。

モンキーフォレストストリートを通るたびに
気になっていた、少年パプアくんで有名な
多分パプア島の
アンティークショップに入ってみると
やはりおもしろい。
戦闘民族のトライバルと人、動物のソワソワする感じと
コミカルさが入り混じる彫刻。
細かなところまで見るとレリーフや構図がとても面白くついつい
一つ一つじっくりと見たくなる魅力があるのだが、
店員さんも仕事なのはわかるのだが、
突き刺さるような視線と、説明をしようとしてくるので、
中々ゆっくりは見ることはできない。
デザイン関係の仕事をしている人などは、
その視線に耐えても見る価値のある面白い彫刻だ。
いつかパプア島中心に彫刻や文化も見てみたいと
思わせてくれるものだった。

今日までは、、、、文句のつけようがない
完璧なワヤンカフェに来て昼食をとることに。
今日は二人共サルーン（サロン）を着ているせいか、
奥の素敵な半個室の席に通してくれた。
花が咲き乱れ、緑は生い茂り、水の音が心地よく、鳥は唄う。
美しい彫刻に美しいバリ建築。
そこにまっさらな太陽の光が燦々と照りつける。
働くインドシアの人々はきらびやかな民族衣装に身を包み
全てが調和している最高の時間。

私は、ナシゴレンチャンプル（80000ルピアくらい）を注文。
小瑠璃はペンネ（80000ルピア）をくらい。2つとも700円前後。
正直味はワルンのほうが美味しいが、（ふつうに美味しい）
この空間と座りながらスタッフどおし仲良く雑談をしている
なごむ感じがとてもよく、
ワヤンカフェは至福の時を与えてくれる。
今日までは！

いつもは断るパレス近くのチケットのおっちゃんから、
チケットを買って、今日はバリ舞踏を見に行くことにした。
場所は、Pura Dalem Ubud
演目はレゴンとバロン。

この寺院は、建築や彫刻も圧巻なので、ちょっと早くつくと
ゆっくりと見ることができる。
彫刻はライトアップされ、昼間とは違う迫力がある。
ダンスが始まる前は、お清めをしている。

開演までまだ１時間以上あったので、
すぐ向かい側の予想以上におしゃれなハイセンスベジタリアンカフェへ。
Lazy Cats Cafe
ベランダからはPura Dalem Ubudも見えるので安心。
風が生暖かく気持ちがいい。
みんな楽しそうに思い思いの時間を存分に楽しむ姿も
見ることができるのも良い。
お腹はいっぱいだったので、
フレンドリーできどりのない
コーヒーを注文すると付け合せにチョコレートが付いてくる。
コーヒーの味はマーマーだけれど、この感じのカフェはとても好きだ。
ベランダはタバコも吸えるし。

昨日ギャリーに行った時に時計が一時間ずれてるよと言われたので、
一時間時計を進めていたら、
その時間がずれていて、
会場に行ってみると、開演間際で、
満員御礼で、いい席はとれなかった。
10数年ぶりのバリ舞踏だ。
前も一通り見たけれど場所場所によって、
クウォリティーもアレンジも違うので、
同じ演目を他の場所で見ても面白い。
ガムランの幻想的なトランス音楽が響き渡り、
きらびやかな衣装に身を包むダンサーが舞う。