日本人宿のメリットはなくなった。カンボジア厳選安宿3選。
日本人宿の良いところは、情報収集できて、
宿で出会える人たちとの交流に尽きます。
その分日本人以外の宿と比べると
黙ってても日本人が来る分
クウォリティーが劣るところが多い印象があります。
観光地のど真ん中のレストランのように。
それでも日本人宿には、交流と情報が昔はありましたが、
今回25日滞在したカンボジアでは、
宿自体が個室中心になり、ドミトリーでさえ仕切りが設けられ
旅人自体の交流が減り、
共有スペースにあまり人がいなくなったために、
日本人宿に泊まるメリットはなくなりました。
ならば、スペックの劣る日本人宿に泊まるよりも
それ以外の宿に泊まるほうが有意義で、快適です。
シェムリアップの超有名ゲストハウスタケオゲストハウスと比較して、
今回私達が実際に泊まった
グリーンホームゲストハウス（シェムリアップ）・
ナイスゲストハウス（プノンペン）
ビクトリーゲストハウス（シェムリアップ）についての
徹底レポートをお届けします。
15ドル以内で、エアコン付きでツインルームorダブルルーム。
ルームサービス（トイレのゴミ交換）・清潔さ・収納・トイレ
シャワー・値段・洗濯・スタッフの人柄
立地と治安・タバコはどこで吸えるかを
詳細にお届けします。
特に30代以上の旅行者や女性には
特に気になることばかりだと思います。
因みに全ての宿はFree Wi-Fiです。
タケオゲストハウス詳細
値段とルームサービスと収納
ツインルーム・エアコン付きで12ドル。（朝ごはんと無料洗濯付き）
ルームサービスはありません。
トイレットペーパーは、ゴミ箱に捨てますが、
交換などもありませんので、
連泊の場合は、宿の人にお願いして捨ててもらうか、
自分でなんとかするしかありません。
清潔さ
シーツや枕などは清潔とは言えません。
扇風機やテレビやエアコンにも埃がかなり溜まっていて、
ルームサービスもないので、掃除はあまりしていない感じです。
ダニがこないスプレーは必須です。
収納は、テレビ台ほどのものだけです。カギはかかりません。
トイレと風呂
洗面所のところには、小物を置くスペースがあります。
トイレとシャワーは一緒で、
こちらも掃除しているような様子はなく、清潔とは言えません。
床も衛生的ではありませんのでサンダルは必携です。
シャワーはホットシャワーですが、
水圧は殆どありません。お湯が水になったりもします。
トイレのドアは完全には締まりません。
トイレもあまり掃除されている形跡はなく、不潔です。
ゴミ箱は蓋付きで小さいものです。
私達も、宿を出た理由は水回りの不潔さです。
洗濯とスタッフの人柄
タケオゲストハウスは、洗濯を無料でしてくれます。
私も1度頼みましたが、色々なお客さんの洗濯物と一緒なので
下着がなくなりました。
バスタオルだけでも出しにいくと
新しいバスタオルをくれます。
自分で洗う場合は、テレビのコードのところに干しますが、
部屋を出るときは、カギがすべての電気とつながっているので、
エアコンで乾かすことは出来ません。
タケオゲストハウスの人たちはみんないい人たちで、親切です。
インターネットは共用のものありませんが、貸してくれたりします。
トゥクの手配や、ツアーの手配もしてくれるのも
タケオハウスの良いところで、頼みやすい人柄です。
立地と治安
立地はとてもいいです。
空港へと続く国道沿いなので、
人通りも多く、治安もいいです。
街の中心街までも比較的大きい道を通れ、
人通りもあるので夜道の心配もあまりありません。
国道選沿いには食堂も結構あるので、夜遅くでも食べに行けます。
ラッキーモールなども近く、コンビニなども近いので
立地は一番いいです。
タバコはどこで吸えるのか？
室内は禁煙です。
2階にはバルコニーがあり、外を見ながら吸えます。
１階の玄関前も共有スペースなので、タバコが吸えます。
タケオゲストハウスは、1階部分で前はレストランをしていましたが、
現在はしていないようです。
水などは冷蔵庫にあり、比較的安くお水が買えます。
暇人は、10年以上前にタケオゲストハウスのドミトリーに
1ヶ月近く泊まった事があって、その頃はレストランもしていて、
日本人客でいっぱいで、それなりに綺麗で明るくて、
ここで出会った人々と色々なところへも行きました。
帰国するまで気づかないほど現在は変わっていて、
主が住み着いているせいか、
共有スペースに人がいるのは朝ごはんの時くらいで残念です。
今回は1人と少し話したぐらいで、他の人との交流はありませんでした。
長く一人旅をしているような感じの人もいないので、
情報収集もできないのです。
前はいい宿でした。
近くの日本人宿も覗きに行きましたが、同様でした。
グリーンホームゲストハウス詳細
値段とルームサービスと収納
ダブルルーム・エアコン付き1泊15ドル（連泊の場合は12ドル）
ルームサービスも丁寧に毎日してくれる。
ルームサービスがいらない時は、言えばしないでくれる。
外出中にもやってくれるし、
もちろんトイレのゴミも交換してくれます。
バスタオルも毎日交換してくれます。
収納は、テレビ台の下と机があります。
別途サイドには2つ小物を置ける台があります。
ベットルームにはスタンド式の服をかけるハンガーもあります。
フロントで貴重品も預かってくれますが、
私達は、貴重品は自分で管理していました。
清潔さ
オーナーが特に気を使ってくれているということで、
毎日の掃除がとても丁寧で清潔です。
シーツなどの交換はありませんが、
エアコンもリビングのファンにも埃が溜まっていません。
トイレと風呂
こちらも丁寧に掃除してくれていて水回りも綺麗です。
洗面所には棚。脱衣スペース代わりの棚も完備しています。
シャンプーも2日分rejoiceのシャンプーが置いてあります。
シャワーの水圧はまーまー良いです。
お湯もちゃんと出るので、ストレスはありません。
トイレも綺麗です。
シャワーを浴びても便座が濡れないくらいの距離もあります。
ゴミ箱は蓋付きの回転式の小さいものです。
洗濯とスタッフの人柄
グリーンホームの良いところは屋根付きのバルコニーがあるところです。
紐さえあれば、外で干すのがオススメです。
ランドリーサービスはありませんが、
自分で洗った方が良いです。
スタッフやオーナーもいい人達です。
フロントの兄ーさんは、話が長いですが良い人。
オーナーはスマートで物腰が柔らかです。
掃除に来てくれる女性2人もいい人で、
外出中のルームサービスも安心でした。
（貴重品は部屋に置いては行きません。）
立地と治安
グリーンホームは、ワットボーストリート近くにあります。
中心部からは少し離れていて、
あまり食堂などは近くにありませんが、
カフェやスーパーなども近くにあり、コンビニまでは数分です。
しかし、女性だけの場合は、
やや道も悪く、人通りはありますが少し暗いです。
パブストリートなどに行く場合は、
橋を渡るあたりが少し暗いので
そのへんを考慮してください。
1階のレストランは現在やっていないので、
夜ご飯を食べに行くときに少し遠く感じます。
暇人はこのあたりは好きです。
タバコはどこで吸えるのか？
室内は禁煙ですが、
広いバルコニーにはテーブルと椅子があって、タバコが吸えます。
景色もいいのでいい感じです。
塀が低いので、落ちないように気をつけてください。
私達は、ここに10日以上いましたが、とてもいい宿でした。
1階に一応パンフレッともあって、
トゥクくらいなら呼べそうですが、
フロントのお兄さんの英語はカンボジアなまりが強いので、
少し手強いです。
ツアーなどの手配はしている感じはありません。
共有スペースはレストランの内装がそのまま残っているので、
人がいる時は話したりしているのかもしれませんが、
宿泊中共有スペースで話しているのは、見かけませんでした。
外出の時はカギをフロントに預け、返ってきたら受け取ります。
ナイスゲストハウスの詳細
値段とルームサービスと収納
ツインルーム。エアコン付き15ドル（連泊割引なし）
ルームサービスは、グリーンホーム同様に
毎日綺麗に掃除してくれます。
トイレのゴミも交換してくれます。
バスタオルも毎日交換してくれます。
収納はたっぷりあります。
クローゼットに机があるので、大体のものが入ります。
冷蔵庫もありますが、こちらは中があまり綺麗ではないので、使えません。
ベットの真ん中に小物を収納できる棚があります。
清潔さ
ここはもはやプチホテルです。
冷蔵庫意外は綺麗です。
ホコリが溜まっているところもなく
綺麗に掃除してくれています。
机の中やクローゼットの中も綺麗です。
トイレと風呂
洗面所も綺麗です。
石鹸置きに歯ブラシなどを置く棚まであります。
こちらもrejoice系シャンプーが2日分くらいあります。
ハンガーラックもあるので、
シャワーの時には、袋を持っていって浴びることが出来ます。
シャワーの水圧も問題ありません。ノンストレスです。
もちろんホットシャワー。
トイレも床もきれいに掃除してあって清潔です。
洗濯とスタッフの人柄
こちらもグリーンホーム同様にランドリーサービスはありません。
こちらも、紐と洗濯ばさみで対応します。
スタッフはスマートで物静かなホテルマンみたいないい人です。
清掃などをしてくれる人は普通な感じです。
立地と治安
立地はセントラルマーケットまで歩いていけますが、少し遠く、
交通量の多い道路の横断が必要です。
近くにコンビニやオルセーマーケットがあり、商店もたくさんあります。
食堂も近くにあるし、地元の人が多いので面白いエリアです。
反面人通りは多いですが、夜の治安は
裏通りはそこまで良くはないかもしれないので、
女性だけの旅には不向きかもしれません。
肌感覚では治安は悪くはないと思うし、
夜の外出も問題はありませんでした。
タバコはどこで吸えるのか？
プノンペンも室内は禁煙です。
タバコは、ベランダが廊下の先にあるので、
そこで吸えるし、階段にも灰皿があって、
中二階の共有スペースでも吸えます。
ナイスゲストハウスは、部屋に電話もついていて、
ルームサービスのご飯も頼めます。
近くに同じ系列のキャピタリレストランもあるので、
そちらで食べたほうが得だし、
ツアーやバス予約もキャピタルレストランで行なえます。
ここもいい宿でした。
ビクトリーゲストハウス詳細。
値段とルームサービスと収納
ツインルーム・エアコン付きで１泊13ドルです。（連泊割引は不明）
ルームサービスも毎日してくれます。
バスタオルも交換してくれます。
トイレのゴミ箱も交換してくれます。
収納は大きなクローゼットがあるので、大抵のものは入ります。
机も広く、ベットサイドにも一つ棚があります。
清潔さ
全体的に建て付けは悪く、古いですが、掃除はされていて
綺麗めです。
シーツも綺麗です。
エアコンなどは、ホコリが溜まっているものの値段からしたら、
許容範囲です。
トイレと風呂
洗面台は、年季が入っていますが、
掃除されているので、許容範囲です。
物を置くスペースも広いです。
トイレとシャワーも年季は入っていて、便座はぐらつきますが、
掃除はされているので許容範囲です。
上の窓からは、雨派が激しいと吹き込んで来るのもアジア感があります。
シャワーの水圧は一番強かったです。
もちろんホットシャワー。
ランドリーサービスはありません。
なので、自分で洗い干します。
フロントのスタッフの人も
ルームサービスの人たちも物腰が柔らかで、いい人達です。
留守の間のルームサービスも安心です。
立地と治安
立地はタケオゲストハウスから近く、
空港へと続く道から、1本入ったところです。
中心街にも近く、アクセスもいいです。
もちろんラッキーモールや食堂、コンビニも近いです。
ただ、国道からの道は夜は少し暗く、あまり人通りがないので、
夜は少し注意が必要です。
中心街に抜ける道は、女性だけで夜間歩くの勧めしません。
昼間は問題ありません。
タバコはどこで吸えるのか？
室内は禁煙です。
2階には、両サイドにベランダがあり、
椅子もあるのでそこで吸えますが、
灰皿はないので、携帯灰皿は必携です。
1階は共有スペースと言うよりも、
ご家族がいるのでタバコを吸う感じでも、
宿泊者が集まるような雰囲気ではありません。
ここには数日間の滞在でしたが、なかなかいい宿でした。
シェムリアップでアクセス重視なら、ビクトリー。
長く快適に過ごすなら、グリーンホームがおすすめです。
プノンペンは川沿いにもゲストハウスはありますが、
アジア感があるのもナイスゲストハウス付近で、
バス予約なども出来るので、ナイスゲストハウスで良いと思います。
ゲストハウスは様変わりし、進化した部分と退化した部分があり、
きれいになった分自由な雰囲気と旅人どうしの交流もあまりなく、
宿のオーナーやスタッフも丁寧で気が利く分、
アクはなくなりました。
もはや東南アジアはの主要観光地は、
1人旅には向いていないのかもしれません。
カップルや家族や友人とともに行けば、快適だと思いますが、
やはり昔のアクしかなかったボコボコで面白い宿が恋しくもあります。
今、カオスしかない宿を作ればバックパッカー押しよせることでしょう。
それも魅力的なオーナーと旅人がいればの話ですが、、、
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