圧巻のバイヨン寺院と象のテラス周辺熱射病グロッキー 2020.03.13 カンボジア RSS 深夜から、カンボジアに来て一番の嵐のような雨が降り続く。風は唸りを上げ、雨が滝のように落っこちてゆく。朝になっても、嵐は荒れ狂う。昨日トゥクを予約してあるので、6:30に起きて、キャンセルをしようかどうしたものかを考えたり、話し合っているうちに、トゥクのおっちゃんが出たであろう時間になり、晴れるのを信じて、行くことにした。 嵐はなんとか収まり、トゥクのおっちゃんが迎えに来てくれて、トゥクトゥクは走り出す。街は雨の中に沈んでいて、水たまりの街。カンボジア人はたくましく、何食わぬ顔でバイク・車・トゥクは水たまりのなか駆け抜けてゆく。 幌をかけてくれたのでトゥクでも我らは濡れない。前で走っているおっちゃん以外は。トゥクは単純な構造だが便利だ。途中嵐が嘘のように太陽がチラッと顔を出したりと東南アジアの天気は本当によめない。それにしても今日は何だか力が全然入らない。胃が気持ち悪く、ボーっとする。 アンコールワットを通り過ぎ、予定通りバイヨン寺院の前に着くとここからはおっちゃんが言うに全て歩きで、待ち合わせの時間だけを約束して、象のテラス前のマーケットやトイレがある辺りで集合ということだ。これで14ドルだから、他の遺跡よりもトゥクのドライバー的には楽なエリアで、我等的には微妙な感じ。 暇人は10数年前にもバイヨン寺院だけは来たことがある。あの日も小雨降るこんな天気だったので、デジャブーみたいな気分だ。朝一で今朝は土砂降りだったから、今日は空いているかと思いきや、少し写真なんかを撮っていると観光客の大群がガンガン後ろから迫ってくる。あっという間に人波にのまれてゆく。タプロームぐらい人がいる。 バイヨン寺院をの階段を登ってあたりを見回すと、ここは寺院と言うより、要塞のように見える。そこかしこに四面のバイヨンが圧倒的な存在感でひしめき合い迫力がある。バイヨンの微笑み以外のレリーフも繊細で美しい。陰影も。 少~しだけ青空が垣間見えるとバイヨンが映えて美しい。曇りだと何だか迫力のほうが前に出ておどろおどろしさもあるので、青空が見えるととたんに穏やかな空気が流れる。一つ一つバイヨンは顔が違い美しく優しい顔をしている。 更に上に登ると圧巻の景色だ。しかし、ものすごい人で、バイヨンの顔よりも観光客の顔が多く、浸ることはできいない。バイヨン寺院には、カンボジアの人も多く、遠くから日本人が寺に行くように来たのだろう。楽しそうだけど、真剣な顔もしている。見上げるのとは違い、やはり目の前でバイヨンの微笑みを見ると、迫力がすごい。世界中の遺跡と比べても、この遺跡はユニークで世界観が完成されている。 ナラシンハの彫刻も美しい。バイヨンの微笑みが圧倒的なので見逃しがちだが、ここのレリーフの精度は高い。ゆっくり見ていたい所だが、胃が気持ち悪く、フラフラ、、、朦朧とする。昨日のインドレストランの冷めたナンが頭をよぎる。あのナンは焼きたてではなかったから、あれであたったのかもしれない。。。熱中症になるほどにはまだ暑くない。 後半は記憶があまりない。小瑠璃の写真などを撮ったりしているうちに腹がぐるぐるしてきて、とりあえず、象のテラス方面のトイレに行くことにする。何てことだ、、 途中遺跡などを通り過ぎて、とりあえずトイレに向かう。どんどん気持ち悪くなる。マーケットについてトイレを探すが、途中マーケットのカフェの呼び込みがしつこい。一番奥にトイレを発見して事なきを得たとおもいきや、気持ち悪さはひかず、頭痛までしてきて、フラフラ。 カンボジアのキレイなトイレマップです。 フラフラがとまらないながら、周辺の遺跡などに行こうとするが、足が動かない。いつからこんなにひ弱になったのだろうか?これが加齢か。 ほう。これが象のテラス。。思ったよりも象の細工がまーまーで、いっぱいいるけど迫力はない。象の彫刻なら、東メボンやプレ・ループのほうがいい感じの象の像だ。 象がいる東メボンなどはこちら。 ぼんやりと象の像をみるが、正直もうどうでもいい。押し寄せる観光客の群れを見ながら、暇人は座り込む。まだ待ち合わせの時間まで2時間ぐらいあるのだ。しかも昼頃になり太陽はあまり出ていないが結構暑い。湿度も目に見えるぐらい重い。帰りたい、エアコンが恋しい。小瑠璃には申し訳ないがギブアップだ。 ライ王のテラスの台座の裏路地には結構すごい彫刻の道があったが、惰性で写真を撮って撤退だ。雨がポツリ!ポツリ!ザザー!!!幕引きのように、もう帰りなさいと言われているように。ザーザー降りになってレインポンチョ隊の我らは、野外カフェでトゥクを待つ。ポカリがものすごく旨いわけではないので、食あたりを起こしたのだと思う。げっそりとしていた時にものすごい湿気と、気圧の低下、そして暑さが暇人から全てを持ち去った。この後の記憶はあまりない。宿に帰り着くと待っていたかのように熱が出て持ってきていた改源と正露丸を飲んでみるが、腹の調子は良くならない。そうカンボジアに来てからは、正露丸が効かないのだ。 東南アジアでは、正露丸は効かない。 翌朝の4時ぐらいに熱は下がってくれた。明日プノンペンへと行くので、今日は、近所に買い出しにいったりとゆっくりと過ごす。明日行くプノンペンは都会で、快適で刺激的だろうか?楽しみだ。 暇人153,654 views 暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し... プロフィール RSS Pin it カンボジア, カンボジアお役立ち情報, 暇人のバリ島・カンボジア40日の旅, 暇人の書き物 アンコールトム, カンボジア, カンボジア遺跡, シェムリアップ見どころ, バイヨン, バイヨンの微笑み, リアル海外, 像のテラス, 実際の海外, 新たな扉, 暇人記事, 遺跡 コメント: 0 新型コロナ対策で露呈した至誠。 先進国台湾と後進国日本 シェムリアップ~プノンペンのバスの乗り方。 VIPバスと普通は全然違う。 ピックアップ記事 未分類 。 2019.11.18未分類 旅の準備 やみつきエルクのポーレックミニケース・ガス缶カバー 2021.10.28旅の準備, 暇人のお気に入りのもの, 暇人の書き物 インドネシアとバリ島 本当に必要な東南アジアに行くときの海外旅行保険の選び方。中期... 2019.11.11インドネシアとバリ島, インドネシアとバリ島お役立ち情報, カンボジア, カンボジアお役立ち情報, 旅のお役立ち情報, 旅の準備, 暇人の書き物 関連記事一覧 旅の準備 sotoレギュラーST-310超マルチケース ・ポーレックミ... 2021.10.12 暇人の書き物 自己に執着すればするほど,,格言写真 2020.01.17 旅の準備 ニコンEM愛用者からのススメ。作例多数 その2 2024.01.14 暇人の書き物 私たちがまともな点は、格言写真 2020.07.07 暇人の書き物 問題に沈黙するようになったとき、、格言写真 2019.12.07 カンボジア カンボジアきれいなトイレMAPシェムリアップ・安宿・遺跡プノ... 2019.12.21 暇人の日々と思うこと。 腐ったリンゴさんと ウイルスを広める人の特徴 2020.03.03 インドネシアとバリ島 バリ島の地元セレモニーに呼んでもらうために必要なこと「前編」 2020.11.06 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL
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