大人の休日はウブドにあった。カフェワヤンとの出会いも。 2020.06.25 インドネシアとバリ島 RSS バリ島ウブドの朝は、バサッバサッとワイルドな音をたてる中庭にある芭蕉扇とともに始まる。体内時計がちゃんと動いている毎日のサイクルでは、朝は自然と早く目覚める。我らのロスメンは花々で満ち溢れている。美しい中庭を眺めながら滞在者たちは、本を読み、おしゃべりをし、おもいおもいの時間を満喫しているのだ。鳥たちも朝から元気で、鶏の叫ぶような声とともに、ロスメンで飼われている様々な鳥と野鳥たちのさえずりがこだまし、芭蕉扇のワイルドな音とも似合う。 小瑠璃も起きてきて、芭蕉扇を眺めながら外のテーブルで話していると、ワヤンさんが通りかかって、バリ語でナピオルティ?(お元気ですか?)ブチブチ!(元気です!)試しにオームスワスティワストゥ(バリの最上級の挨拶)と挨拶をしたら、丁寧に挨拶を返してくれる。ワヤンさんは素敵な笑顔。ロスメンには朝食が付いてくる。朝は前もそうだったが、パンケーキだ。その他にこのロスメンでは、フルーツ主体のものとオムレツがあるので、今朝は、2人ともパンケーキを頼んだ。パンケーキといっても、クレープなのは前と同じで、バリコピとフルーツも付いてきて、とてもフレッシュで美味しい。何よりもこの美しい時の中で、食べる朝食がまずいわけがないのだ。因みに生のフルーツも毎日食べていたけれど、腹を壊すこともありませんでしたので、ご安心を。 スラマッパギー!(おはようございます。)と昨日のように挨拶をしながら、ムラリー(散歩)パギ~。バギパギ~と挨拶をニッコリと返してくれる。日本では、あまり挨拶をする人もいなくて、挨拶してもいると不審者のように見られるので、バリでは生きた心地がする。路地裏はどこも美しい。緑・花々・お店の屋根にまで、蔦は張り、示し合わしたかのように、汚い建物はない。メイン通りの出ると、タクシー!クッムラリー(散歩に行く)と言うとニッコリとOK~。 暇人は楽器に目がない。ジャンベは最近叩いていないので、もっと小型で、あまり大きくないきれいな音のハングドラムをバリ島に来たら買おうと思っていたのだ。(前回はジャンベを買った。)早速近くのお店に行き、色々なキーのものを叩きながら、ピンとくるものを探した。ハングドラムはとてもきれいなUFOみたいな音。手でもバチでも叩ける。一度叩き出すと止まらないので、一体どのくらいの時間叩いていたのかは覚えていないが、やっぱりこれはほしい。値段の相場は写真のもので、160万ルピア(12800円程)だが、後日記事にするが実はもっと安く買える。とりあえずここでは買わず、市場調査。 メインロードのウブドマーケットへ。1階のお土産屋は、買うべきものはないどこにでもあるものだが、ウブドスタイルの絵はやはり面白い。緑の浮き立つような色。埋めるようにみっしりと描かれている絵は、それでいて抜けがちゃんとある。小瑠璃は絵描きなので、興味津々。 ウブドには、美しいサルーン(サロン)を着て、お供え物を手に歩く姿をよく目にすることができる。はやり、その土地の民族衣装はどこも美しい。頭にはプルメリア。 ウブドコミュニティーセンターには、まるで遺跡のような石像やレリーフがあり、とても見応えがある。特にバロンの噴水とそこで泳ぐ金魚が美しかった。何気ないこんなところにも美しさがある。 ウブドは買い物天国だ。手仕事のバティックのお店。沖縄の紅型のような牧歌的で美しい服。エスニックスタイルとオリエンタルなエッセンスを混ぜてある個性的な服などなかなか欲しい物がある。レストランや店には花が咲き乱れ、バリ建築が美しい。昔とはだいぶ様変わりしているが、それでもゆったりとした時間が人々をときほぐすように流れている。暇人はやっと登山靴以外の素足で履けるリーボックのスリッポンを手に入れ、モンキーフォレストにある楽器店でハングドラムを物色しながら叩く。ここでも値段はさっきの店と一緒で、ロゴは違えど、クウォリティーはさっきと変わらない。 モンキーフォレストの通りはなかなかピンとくるカフェが無いのだが、1軒だけアンテナが動いたカフェがあって、入ったのが「カフェワヤン」。そこには楽園がありました。美しく重厚なバリ建築と洋テイストが融合した美しい空間に、離れがあって、緑が溢れ、花が咲き乱れ、水が流れる美しい場所。従業員の人達もイロトリドリのサルーン(サロン)を着ている完璧なる空間。人工音もしない、鳥とさえずりと葉が擦れ合う音が響く大人の空間です。しかもタバコが吸える。日本では、端の端の狭い空間に追いやられているのとは別世界。美しい緑を見ながらの一服は至福の時です。トイレも清潔で美しい空間。 暇人は、チョコレートケーキ(25000ルピア)とバリコピ(1万5千ルピア)を。小瑠璃はライスプデイングとバリコピを。チョコレートケーキは甘さ控えめで、ちゃんとヨーロッパのチョコレートのようにフルーティーで素晴らしく旨い。ライスプディングは黒米のプチっとした食感が残り、ココナッツミルクが暖かく、滋味にあふれとても旨し。ライスプディングにはフルーツも添えられている。(生でも大丈夫)そして何よりも旨いものを食べながら、美しい緑を眺め、一服できる時間。文化的でおだやかで、凛としたウブドを写す鏡のような空間で過ごす時がずっと焦がれ続け、求めていた時間なのだ。 その後は、美しいインドネシアの写真を売るお店を見たり、久しぶりに同じものばかり売っていないお店で、ショッピングを楽しむ。小瑠璃が即決した、ペイズリーのようなトルコブルーの指輪も美しい色と形だ。お店などの詳細は後日まとめて記事にします。 街にはお祈りとレリーフと花々で溢れています。 夜はアヤムゴレンを出してくれるLalapan Cak Nominワルンへ。若い人たちが明るく働いていて、日本人が来るのが珍しいのかキャッキャしているのがこちらも面白い。やはりワルンは間違いない。ジューシーなアヤムゴレンは肉肉しくエスニックな味でエナスカリ(とても美味しい) 生きる時間とエネルギーをもらえインスピレーションに囲まれ、陰と陽のバランスが自然のように心地いい。ウブドはおとぎの国のようだ。深夜1時過ぎ、大音量でテレビを見ている馬鹿者がいたので、すぐに部屋へ向かう。隣かと思ったら、違うようだ。出てきた人も困っているようなので、失礼を謝り、戦いを覚悟して、DOORを強くノックして、エクスキューズミーと何度も叫ぶと音は止まった。部屋の住人は出てこない。あれ?ヨーロピアンもおとなしくなったものだ。ちょっと拍子抜け。 暇人133,122 views 暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し... プロフィール RSS Pin it インドネシアとバリ島, 暇人のバリ島・カンボジア40日の旅, 暇人の書き物 アヤムゴレン, ウブド, カフェワヤン, バリ, バリ島旨いもの, ライスプディング, リアル海外, ワルン, 大人の休日, 新たな扉, 暇人記事 コメント: 0 自分に同情するな、、格言写真 かばえよINDRA、、格言写真 ピックアップ記事 未分類 。 2019.11.18未分類 カンボジア カンボジアbest遺跡群大プリアカン~タプロームを歩く。 ニ... 2020.02.22カンボジア, カンボジアお役立ち情報, 暇人のバリ島・カンボジア40日の旅, 暇人の書き物 旅の準備 結論sotoとイワタニジュニアはどっちが使いやすいか?SOT... 2021.10.23旅の準備, 暇人のお気に入りのもの, 暇人の書き物 関連記事一覧 暇人の書き物 チャップリンの格言・Charlie “Chapl... 2020.04.30 インドネシアとバリ島 バリ島・華やかで和やかな火葬儀礼と圧巻のダンス 2021.04.20 暇人の書き物 血と肉の舟を漕ぎ、、格言写真 2020.06.01 暇人の書き物 かばえよINDRA、、格言写真 2020.06.27 キャンプ飯と多国籍料理レシピ 手羽先とココナッツビネガーのcurryのレシピ 2020.02.24 暇人の書き物 人生は素晴らしい、、格言写真 2020.04.24 カンボジア 圧巻のバイヨン寺院と象のテラス周辺熱射病グロッキー 2020.03.13 暇人の書き物 磯は竜巻きゃ命をさらう、、格言写真 2020.07.15 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL
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