鉄はだんだん切れ、、格言写真
平沢進・鉄きり歌より
鉄はだんだん切れ だんだん切れ
覚えた技で
だんだん切れ だんだん切れ
明日は華よと
Iron is gradually cut
Gradually cut
With the technique you learned
Gradually cut
Gradually cut
Tomorrow is bright
生きていれば
それにつれて
幾重にも幾重にも
自らが引き寄せたしがらみ
他者が連れてきたしがらみに
自由は奪われる。
行動を制限するものは
お金か？
時間か？
力の無さか？
何者でもないせいか？
他者から認められないからか？
自分が何者かを語るすべがないからか？
自由を手にするためには
自らが何者であるかを知り
他者にそれを伝える術がいる。
時間の主人になるための
お金がいる。
自由など所詮
妄想や逃避なのか？
そんなことは手にしてみないとわからない。
一つづつ
一つづつ
手にし、
捨てていゆくしかない。
鉄切り歌
何度も落ちる人を見た
明日は花と今日を死に
肉の腕とカロリーで
鉄の茨 削る声
そら ワッセーラ エーイ
そら ワッセーラ エーイ
そら ワッセーラ エーイ
そら ワッセーラ エーイ
鉄はだんだん切れ だんだん切れ
急かず手抜かず
だんだん切れ だんだん切れ
明日へ
鉄はだんだん切れ だんだん切れ
覚えた技で
だんだん切れ だんだん切れ
明日は華よと
願掛けて行く断崖で
胸の調べ蹴散らす
叶うまでは死んだ日と
鉄の茨 削る声
そら ワッセーラ エーイ
そら ワッセーラ エーイ
そら ワッセーラ エーイ
そら ワッセーラ エーイ
鉄はだんだん切れ だんだん切れ
急かず手抜かず
だんだん切れ だんだん切れ
明日へ
鉄はだんだん切れ だんだん切れ
覚えた技で
だんだん切れ だんだん切れ
明日は華よと
空を見ろと聞こえた
胸の声の束の間
天高く行く人を見た
思慮の羽で飛ぶ声
空の星座へ
空の星座へ
空の星座へ
空の星座へ
鉄はだんだん切れ だんだん切れ
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