ウブド問屋街の今。楽器・家具・彫刻・服など 2020.07.04 インドネシアとバリ島 RSS バリ島は乾季真っ盛りなので、カンボジアの雨季と正反対で、今日も晴れやかな朝。私は前に、ヘナアートを仕事にしていた時期がある。ヤフードームや路上でやっていたりしたのだけれど、あまり稼げなかったので、もう数年まともにヘナは描いていない。技は毎日磨かないと鋼の包丁のようにあっという間に錆びる。数年ぶりに描くヘナの線は、抑揚がなくなりまーまーの出来であったが、書くのは楽しい。小瑠璃のサルーン(サロン)はぐるぐるの鳥なので、ぐるぐるのピーコックをお守り代わりに書いた。メヘンディヘナの面白いところは、描く相手によって模様や丸みなどが変わるところ。 いつものようにワヤンさんが通りかかり、バリ語で話したりしながら、今日の朝食は、オムレットを頼む。(ロスメンは朝食付き)オムレットは塩気が効いていて、なかなか旨い。フルーツも日本のフルーツと違って、甘すぎず食べやすい。陽はきらめき、風はゆるやかにそよぎ、鳥は鳴き、花は咲き誇り、人工音がしない平和な朝だ。 今日のムラリー(散歩)の目的は、楽器探しと問屋街散策だ。Jl. Raya Andong street(ウブドの地図では右上)に楽器や仕入れの人々が訪れる問屋街が並んでいる。もちろん個人でも買えるし、ロットでも買える。バリ家具・ウッドカービングの店・食器屋・楽器屋・オブジェ・照明の店などがひしめいている。長さは2,3km位ある。 本丸は「ハングドラム」なのだが、それは別記事でまとめるので、今日はそれ以外のところ。道路は結構ボコついているがそこはご愛嬌。 ラインナップは街なかでもよく見る物が多く、歩くぶんには楽しいが、買うか?となると別の話なので、なかなかお店には入らない。そんな中、一昔前によく日本の雑貨屋でも見たアイアンのオブジェの店があったので入ってみた。なかなかコミカルで手作りの味はあったが、結構デカめのものが多いので、見るのは楽しいが買うまでには至らず、店を後にする。 道中にはバリ建築の家もあり、トロピカルな花々も咲き乱れているので、気持ちがいい。日本でも見たことがあるサンタなど、バリ猫以外のものも、結構バリ産のものが多い。 変わり種の店もある。流行りのヴィンテージ感のある什器といえば什器、古道具と言えば古道具なものが置いてある店。こちらも見たり、写真を取るのは面白いが、わざわざ日本場でこのもの達を連れ帰るかと言えば、それはNOである。革小物の撮影のための什器はないか結構探したが、やはりアメリカの、もともとデザインが良いヴィンテージとはやはり違うのである。それでも古いものの経年変化は面白い。 街なかの骨董品屋、特に外資がやっているクタやスミニャックで売っていると結構な値段がする木彫りやオブジェ、撮り忘れたが、湘南でよく見る白ペンキが剥がれた、流木感のある家具やオブジェがそのまま置いてある。コムデギャルソンの川久保玲さんが、ものを売るためには箱(建物)が重要みたいなことを言っていたが、そのとおりで、全然見え方が違う。コムデギャルソンのお店は作りや配置が面白いので、通りかかると入ってみるが、肝心の服は気に入ったものを見つけたことはない。オブジェも家具も近ければ、欲しいものは結構あるので、ウィンドウショッピングは楽しい。オブジェも大物ばかりなので、お土産には向いていない。因みに我らの家にもあるオールドチークのシックな感じで、カービングを施されているものは見当たらなかった。 炎天下の中、歩き疲れた。この辺にはあまりめぼしいカフェがないので、スターバックスに似たスターバクソに入ってみた。(ロゴも似ている)スターバックス感は無いが、スターバックスよりも広くて、スターバックスよりも緑がいっぱいで、おまけにタバコも吸えて、スターバックスよりも遥かに好みなところだった。トイレもきれい。珈琲(1万5000ルピア)の味は、スターバックスぐらいパットしないが普通に飲める味だ。だが、スターバックスと決定的に違うところがある。 あ~バリ料理ね。バリ料理があるのはそりゃあ違うだろうと思うだろうが、違うのは味と値段。スターバックスは高くてイマイチだが、スターバクソはナシゴレン・ミーゴレン共に(1万5000ルピア)なのにちゃんと旨いのだ。カフェクウォリティーではなく、ちゃんとワルンのように旨いのだ。少し馬鹿にして入ったが、すみませんと思うほど、ちゃんとうまくて、くつろげて、長居もできるスターバックスよりもカフェなスターバクソ。 まだまだ先は続き、お店はあったが、ハングドラムもだいぶ格安で手に入れたので、ウブドの中心街へと踵を返す。楽器も必要だが、リラクシングな服の着替えも必要なのだ。ウブドに合うのは美しい色でノーブランドで風をまとう上質な生地の服で、我らのお気に入りのノースフェイスでは残念ながら無い。だから昔とうって変わって服屋のるつぼと化した街を本当にシラミツブシにシャツを探し回る。値段もピンきりで、良い感じの服屋も結構あるので、詳しくは後日まとめて、書くことにする。 陽が沈むと、パレスからはガムランの美しい音が響き、パレスはライトアップされ美しい。結局小瑠璃は、オリエンタルな店で、師匠が着そうな中華テイストな良い感じのシャツを。私は老舗のbambooで、ハンドバティックのシャツをゲットした。半袖(48万ルピア)長袖(50万ルピア) あるきに歩いて、ものを見すぎて、足も目も棒のようになっていた我らは、ロスメンの近くでめぼしいお店を探す。なかなかピンとこないので、いつも前を通っていたおしゃれ系のカフェに入ってみると、ヴェジタリアンメニューのお店だった。これは外れか?腹が減っているのに肉がないと入ってから知ったので、しぶしぶ、昼間と同じミーゴレンとナシゴレンを頼む。ナシゴレンが運ばれてくると以外に見た目が良い。一口パクリと期待せずに食べると、抜群に旨い。ワルンよりも上品な味なのだけれど、しっかりと味がついていて、フルーティーで、旨味がちゃんとあって、肉の代わりのテンペの串もやたら旨い。 ミーゴレンの方は?バリ滞在中に食べたミーゴレンではここが1番旨かった。フルーツのような酸味が上品で、コクがあってやたら旨い。珈琲(2万5千ルピア)はポット出でてきて、4杯分くらいあるので、まったりできる。バリの何気ないカフェのクウォリティーは、日本とは段違いだ。そう言えば、この前行ったビーガン向けのパン屋のクウォリティーも店内の落ち着いたおしゃれさも旨さも見た目も日本とは雲泥の差があった。バリのヴィーガン市場のクウォリティーが気になる。 暇人167,773 views 暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し... プロフィール RSS Pin it インドネシアとバリ島, 暇人のバリ島・カンボジア40日の旅, 暇人の書き物 ウブド, ウブド服, カービング, ショッピング, ハングドラム, バティック, バリ, バリ家具, バリ島カフェ, バリ島旨いもの, バンブー, リアル海外, ワルン, 問屋, 実際の海外, 新たな扉, 暇人記事, 楽器 コメント: 0 かばえよINDRA、、格言写真 私たちがまともな点は、格言写真 ピックアップ記事 未分類 。 2019.11.18未分類 カンボジア 旅のケンカと食堂。暇人のカンボジア・バリ40日間の移住下見の... 2020.01.21カンボジア, 暇人のバリ島・カンボジア40日の旅, 暇人の書き物 暇人の日々と思うこと。 新型コロナ対策で露呈した至誠。 先進国台湾と後進国日本 2020.03.12暇人の日々と思うこと。, 暇人の書き物 関連記事一覧 インドネシアとバリ島 東南アジアには、登山ウェアーが最適!その選び方。 2019.11.14 暇人の書き物 癒えない地上の血に 、、格言写真 2020.12.24 キャンプ飯と多国籍料理レシピ 豚肉とジャガイモのココナッツミルク炒めレシピ 2020.01.22 暇人の日々と思うこと。 新型コロナ対策で露呈した至誠。 先進国台湾と後進国日本 2020.03.12 暇人の書き物 嬉しいタイミングに救われたりしてる、、格言写真 2019.12.06 インドネシアとバリ島 カモネギ!? 詐欺!? 日本人はカモネギ!? カンボジア バ... 2020.05.24 キャンプ飯と多国籍料理レシピ キャンプ飯!コッパーシエラサイズエッグパン・味噌バターパスタ 2021.10.12 キャンプ飯と多国籍料理レシピ キャンプ飯! ワンポット・まな板いらずの豆とサバトマトと山芋... 2021.10.17 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL
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