シェムリアップの音楽響く寺散策コース。前編。 2020.02.02 カンボジア RSS 久しぶりにゆっくりと寝た気がしたが、結構早い時刻。窓からは、朝焼けの名残と青空が覗いている。ベランダに出て、カリンバを鳴らすと遠くまで音が飛んでいく。 目の前には半ジャングルが広がる。見たことがない異国の鳥の住処のようで、盛んにでたり入ったりを繰り返している。我らが泊まる宿の名前グリーンホームは、この緑の景色から来ているのだろう。それにしても植物の生命力が強すぎて、家が飲み込まれていっている。タケオゲストハウスから見る、カンボジアの街も気に入っていたけれど、やっぱり緑のある景色のほうが好みだ。 我らが泊まるグリーンホームがあるのは、ワットボーストリート。そのワットボーらしきお寺が見えたので、行ってみることにする。今日は、ワットボーとシェムリアップ川の無料で入れるお寺巡りの一日なのだ。のどかで、カンボジアらしく、気持ちのいいおすすめコース。 ワットボーは地元のお寺なので、ひっそりと路地の先にあった。観光客もチラホラで、ほとんど外国人はいない。前回のカンボジアでは、アンコール遺跡群などの歴史のあるお寺を見てきたので、色はなかったのだが、ワットボーには色が塗られている。元はそうだったのだろう。 現在は、補修工事のまっさい中の様子で、色んな所に竹でできた足場があるのだが、肝心の補修工事をしてる人々は稼働していない。ワットボーのお寺自体は、あまりすごいおすすめ的な感じではないが、庭がきれいなのだ。 南国の植物と匂いと、花々。バリ島のイメージでもある、プルメリアもカンボジアにも咲いている。 日本のお寺というと、静かで厳かな感じがあってひっそりとしているが、カンボジアのお寺は、お坊さんと地元の人が話していたり、地元の人がご飯を食べていたり、子供が遊んでいたりと、アットホームな感じなのだ。ムワッとした濃い緑の匂いが立ち込めている。 奥から音楽が聞こえてくるので、そちらの方に行ってみると、睡蓮の鉢にギザギザの葉っぱの睡蓮があってとても綺麗だ。穏やかな仏像とリンクしている。 お寺の中で地元の人々が、カンボジアの楽器を演奏している。木琴と鉄琴の間のような、美しい音だ。音楽が寺全体に響いていて、とても明るい空気を作ってくれている。ワットボーは入口にあったところかと思いきや、いくつものお寺の集合体のようだ。以外に敷地が広く、奥があった。コチラは歴史があるのか、無色の石にレリーフが細かく彫ってある。お馴染みの感じ。 残念ながら、こちらも補修工事の真っ最中らしく、あまり美しい光景ではないが、屋根の上に補修のためのトタンがツケてあったり、石材が置いてあったりと、なかなか面白い。歴史と現代とトタンと彫刻。 すごくインパクトのあるお寺ではないが、街の喧騒から離れ、みどりがいっぱいで、散歩によるにはとてもいいところだ。 気持ちのいい朝の散歩ができたので、そんな時にももちろん、コーヒーだ。ワットボーロードは、他の通りほどレストランや食堂やcafeなどはないが、その分のんびりできる。宿の近くにも、赤い祭壇のあるカンボジア食堂の店先にエスプレッソマシーンがあって、外でタバコを吸いながら1ドルくらいでコーヒーが飲める。宿が近いから、フリーワイファイも入る。ここもみどりがいっぱいで、外なので街の風景も見れて、面白い。 coffeeは2人ともアメリカーノを頼んだが、ここには何回か来たが、いつもエスプレッソ並みに濃くてうまい。ここで作戦会議を開き、初日にトゥクのおっちゃんが言っていた、川沿いのお寺を散策することにした。なんたって、今日は少し太陽がのぼっている貴重な日なのだ。 ワットボーロードをアンコールワット川方面に歩いてゆくと、大きな交差点があって、そのまま真っすぐ行くと、シェムリアップ川沿いに3つの大きなお寺がある。(街でもらえるマップなどにも書いてある。) 交差点を渡ると、中華系のパン屋さんを発見。朝は食べていないので、すかさずにじり寄る。 色んな謎のパンがあって、おばちゃんが説明してくれたので、余計迷って、暇人は、揚げアンパンみたいなやつ。小瑠璃は、何故か皮だけのやつを注文。パイ生地みたいな感じで、特に旨いわけではないけれど、小瑠璃はたまに食べたいという。小瑠璃みたいに揚げ物にめがない人には、良いのかもしれない。隣には、いきなりお金凄くかけましたよー的な免税店が登場。明らかに中国人客だけをターゲットにした作りで、ツアーバスで連れてこられた、ちょっと富裕層風中国人の人々がちらほら入ってゆく。中に入ってみると、場違いなブランド物が並べてあり、そこを素通りして、なにか買うものがないかとエスカレーターを登るが、ブランドもんばかり。いるのは店員だけ。最上階にやっとお土産菓子コーナーがあったが、ここだけ中国の人々が、やいのやいの情熱的に買い物をしている。明らかに高く設定してある菓子をものすごく買っている。さすが家族を大切にする国だ。かなりボラれているが、知らぬが仏。売っているのも中国人資本だから、そういうものなのだろう。きれいなトイレだけを借りて、買うものもないので退散。 その先は、一気にローカルな感じのおだやかな雰囲気で、アンコール?トレンサップ?などというトゥクなどもいないし、とても良い。昔来たカンボジアみたいな光景だ。 このお寺の名前は、wat po lankaここも、ローカルしかいなくて観光客の姿はない。門を入ったところでは、美しい彫りの壁を作っていた。 入り口も広くて、バイクなどもバンバンお寺に入ってい行く。やはりコッチのお寺は、おおらかで南国的だ。 手書きのカーラに出迎えられ、お寺に入っゆくと、色合いが美しく、興味深い壁画が描いてあるお寺がある。その横には、お坊さんのオレンジの服が干してあるのも、いい感じだ。ここのお寺は、学校・お坊さんの住む場所・お墓があるのだ。 観光寺ではない、独自の経年変化が面白い。青空がときおり見える。 生活空間とお寺の境がない面白い広がりだ。 お墓もカラフルで、彫りも細かく美しい。いろいろな種類の趣向を凝らしたお墓で、お墓なのにとても綺羅びやかで、死が暗いものではないようだ。 wat po lankaも静かでみどりが豊かで、とても静かな気持ちになれる。美しい場所なのでおすすめです。いざ音楽響くお寺へ。後編に続く。 後半はコチラです。 暇人165,555 views 暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し... プロフィール RSS Pin it カンボジア, カンボジアお役立ち情報, 旅のお役立ち情報, 暇人のバリ島・カンボジア40日の旅, 暇人の書き物 temple, カンボジア, シェムリアップ川, シェムリアップ見どころ, リアル海外, 実際の海外, 散策コース, 新たな扉, 旅のお役立ち情報, 暇人記事 コメント: 0 厚揚げとさつまいものココナッツビネガーの煮物レシピ カンボジア・シェムリアップ空港!アライバルビザをすんなりゲット!?の巻 ピックアップ記事 未分類 。 2019.11.18未分類 暇人の書き物 穏やかではいつも負ける、、格言写真 2020.02.01暇人の書き物, 格言写真 インドネシアとバリ島お役立ち情報 ノースフェイス・ テックラウンジカーディガン・サイズ感・レビ... 2021.02.11インドネシアとバリ島お役立ち情報, 旅のお役立ち情報, 旅の準備, 暇人のお気に入りのもの, 暇人の書き物 関連記事一覧 暇人の日々と思うこと。 ある日来た地獄・バルサンでもさよならしない ツメダニーに効く... 2020.08.26 暇人の書き物 模倣するほうが楽かもしれない,,格言写真 2020.02.13 暇人の書き物 ただ魂が命を喜ぶ・格言写真 2019.11.15 インドネシアとバリ島 ウブド絵画アトリエめぐり。個人宅にあるアトリエ 2020.08.06 旅のお役立ち情報 山に街にカメラにノマドpcバックにすすめなのはノースフェイス... 2020.12.15 キャンプ飯と多国籍料理レシピ やみつき豆腐チーズ炒め 2020.01.19 旅の準備 GR IIIと一緒に買うべき厳選アイテム 2024.03.12 カンボジア プノンペン・イオンモールなどに見る日本惨敗 2020.03.20 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL
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