「守る」とは、
耳ざわりのいい言葉ですが、
果たして良いことなのでしょうか?
一つの場所で守れば、
塀が築かれ、
積み上げられ、
どんどん
その場所から
動けなくなります。
川を石でせき止めるように、
水の流れを止めれば、
やがて飽和し
決壊します。
人間の考え方や、
システムも
ある成功例にこだわれば、
周りに変化が起きているにも関わらず、
そのシステムや成功体験を
維持しようとして、
変化を拒み、
同調し、
思考を放棄する。
考え方も
やり方も凝り固まり、
自ら築き上げた
堅固な檻の中で
死んでゆくことになります。
人生のように
築き上げ、
壊し
作り直し
そして
死んで無に帰す。
流れの中でのみ
調和は保たれます。
何もしたくない。
今まで通りに生きたい。
どこにも行きたくない。
今の生活を守りたい。
そう考えるのは
もちろん自由ですが、
正当化するために
他人にも
檻の中で生きるように
誘い込むのは
卑怯な生き方です。
そして
惑わされないでください。
majorityの意見は、
いつも思考を放棄した
人々の
考え方というよりは、
呪文に近いことを。
直感を信じてください。
直感は、
今まで自分が体験してきた
歴史による
統計なのです。
この記事へのコメントはありません。