雨季のピークのアンコールワット・移住下見の40日の旅

Angkor Wat at the peak of the rainy season
カンボジア

昨日は、めぼしいトゥクが見つからなかったので、
今日は速攻で信用できそうなトゥクを探して、
そのままアンコールワットへと向かうのです。
つものようにトゥク!トゥク!とおっちゃんたちに声をかけられるが、
ピンとくる人相の人がいないので、適当にかわしながら、
腹ごしらえにいつもの食堂に向かう。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

小瑠璃はカンボジアンマーケットで手に入れた、
クメールシルクのスカーフを身に着け、アンコールワットへの臨戦態勢を整えている。
いつも夕方頃に来ている食堂は、実はメインは朝なのだ。
朝は特に活気があり、入れ代わり立ち代わり、
地元の人が来て、食べていったり、テイクアウトをしていったりと大繁盛。

我らは、まえまえから狙っていたヌンパンを頼む。

Angkor Wat at the peak of the rainy season
Angkor Wat at the peak of the rainy season

ばーん。
これが求めていたヌンパンだ。

ビーフシチューにつけて食べるヌンパンと
バラ肉の入ったヌンパンだ。
どちらも他の店よりも首一つ抜きに出ている。
ーフシチューは肉のコクと少し甘めの味付けで、
カリッと焼いたヌンパンを付けて食べるとサイコーに美味い。
ラ肉のヌンパンも肉肉しくて、甘めの味付けで絶品。
ヌンパンはカンボジアでかなり食べたが、ここのが一番だ。

フル充電を済ませて、いざトゥク探しなのだが、
昨日のように無駄に時間を使うわけには行かないので、
前に泊まっていたTAKEOゲストハウスに向かい、
トゥクを呼んでもらえるか聞きに行ってみた。
まっている時は全然見ていなかったが、
ちゃんと昔の宿のように、色んな遺跡への値段表が貼ってあり、
感じの良いタケオのオニーサンにトゥクを呼んでもらった。
日はとりあえず少~し太陽も見えそうなので、
アンコールワットとプノンバケンに夕日を見ることにしていたので、
前払いで、15ドル払ってトゥクのおっちゃんを待つ。
てくれたおっちゃんは、
何とタケオから現在の宿グリーンホームへ連れて行ってくれた
感じの良いおっちゃんだったので一安心。
まずはアンコールパスを買いに向かう。
トゥクのおっちゃんの名前はMrポー。

How many days is Angkor Wat TICKET needed? And price

我らは時間はたっぷりあるので、
7日間のパスを買い、トイレを済ませ出てくると、
おっちゃんが写真を撮ってくれるという。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

こういう時の写真は、たいていピンぼけなのだが、
数枚撮ってもらったが、Mrポーは一眼レフが使えるようで
いい写真を撮ってくれた。
これが我ら唯一の2人写っている写真だ。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

途中、TICKET確認の検問みたいな所で、
パスを見せて、トゥクはひた走る。
はお土産物屋しかなかった印象のアンコールワットの途中も、

ナイトマーケットやホテル、cafe、何でもありで
街になっていたので驚きだ。

アンコールワットの周りも整備されて、やたらお土産物屋が目立つ。

Mrポーと現在10時なので、午後の4時にピックアップをお願いして、
いざ10数年ぶりのアンコールワットへ。
前はこんな感じだったアンコールワットの前。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

現在はこんな感じで賑わっているけれど、
何だかちゃんと観光地になったなーと思う。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

現在中央の橋は絶賛工事中で、
作業のおっちゃんたちがゆーくり作業している。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

代わりにトランポリンみたいな
浮き橋を進むのがなかなか楽しい。
橋の入口でアンコールパスを見せるので、
途中のTICKETを見せるところを通り抜けても無駄である。
気は、青空が見えそうで見えない曇り空。
睡蓮がちらほら咲いている。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

ダダぐもりのアンコールワット。
雨季のピークでも人はかなりいる。
猿も前はあまりいなかったが、そこかしこに居て、
観光客の菓子などを狙っているので、
狂犬病には注意して目を合わせないようにしながら歩く。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

前に来た時もそうだったが、
いきなりアンコールワットに来ても、何だか現実感がわかない。
でも久しぶりに来れたのだなーと思う。
前も楽しかったけれど、
もう一度くるとは思っていなかったので、人生は不思議だ。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

左側には、こちらも前にはいなかったお土産屋が、
遺跡の中にまで入り込んできているのはいただけない。
ェムリアップから追い出された人々が、
遺跡に入り込んできているのだろうが、
アンコールワットにせっかく来て見たい光景ではない。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

東南アジアでは、スマホの普及もあり、
現在インスタグラムが流行っているのだろうか、
タイ人を中心にいたる所で、写真を撮っている。
跡に入るとやっと歴史を少し感じられる。
美しいクメール彫刻と経年変化。

Angkor Wat at the peak of the rainy season
Angkor Wat at the peak of the rainy season

光の陰影。ラーマヤナの物語。

Angkor Wat at the peak of the rainy season
Angkor Wat at the peak of the rainy season

見ごたえのある遺跡を4分の1程歩いて、のどが渇いていたので
あの露天の方へ向かってみると
はりシルクやお土産物とドリンクの激しい売り込みがガンガンくる。
めちゃめちゃ高い値段を付けていそうだが、
それでは売れないのだろうか、
街よりちょっと高いぐらいの値段でポカリを買い、
子に座ると、猫ゾーがくつろいでいた。
狂犬病のことがなければ、
撫で回したい所だが、アイコンタクトにとどめておく。
りだが、ポカリが身にしみるほどすでに、どっさりと汗をかいていた。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

じっくりとレリーフなどを見ながら、
第2回廊、第3回廊へと向かう。
以前は第3回廊へ登る階段といえば、こんな感じの急階段だった。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

現在は、こんな感じで手すりと木の階段ができていて、
安全に登れるが、色気はない。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

少し青空が見えてきた。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

遺跡はグレーだが、光が入ると美しいが、また太陽は引っ込んでしまう。
それでもやはり、
第三回廊は神殿のようだ。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

どこに行っても、どうしようもない間抜けはいるもので、
おそまつなマーキングが色んな所に刻まれている。
日本人の落書きもあった。
こういうバカには、バチみたいなものがあたるのだろうか?
それとも、あまりにくだらないので神様も
バチを当てる気すらおこらないのだろうか?

Angkor Wat at the peak of the rainy season

こんなところにも猫はいる。
神殿住まいの高貴なお方だ。
央の方からは音楽が流れているので、行ってみると、
カンボジアの人々がお祈りを捧げている。
神聖な感じというよりも、アットホームな感じ。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

こうして上から歩いてきた道を見ると、
広大で周りは豊かな森で囲まれている。
壮大な寺院だ。

Angkor Wat at the peak of the rainy season
Angkor Wat at the peak of the rainy season

5時間かけても回りきれないほど広大なので、
今日は退散する。
り口の所に戻り、休息できるcafeを探す。
入り口の真ん前のブルーパンプキンcafeのには、
アーチザンアンコールが併設されていて、

シルクのストールなどが売っているが、高いし欲しいものはないので、
トイレだけを借りる。
トイレは予想外にあんまり綺麗ではない。
cafeはアホみたいに高いので、手頃なcafeを探しながら、
お土産物屋を流し見するが、
オールドマーケットで売っていそうなものばかりで、
ラインナップはみんな同じ。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

ボコついたcafeに入って、少し何かを食べたかったが、
コチラもボリ感満載の値段設定。
で2ドルぐらいのものが13ドルぐらいするので、
お店のおねーさんが盛んに薦めてくるが、
coffeeだけを頼む。
中日本人のグループが何故か隣の席に座るが、
話したい感じではなかったので、
ほとんど誰もいない店内とお土産だらけの外の景色を
ぼんやり眺めていた。
Mrポーとの約束まで1時間ぐらいあるので、
くまなくお店を徘徊したが、めぼしいものはない。
そして、かなりのビックスコール。
すかさずレインポンチョを取り出して、ポーを待つ。

カメラを出せないほどの土砂降りの中Mrポーと合流して、
いきなり晴れることだけを期待して、プノンバケンへと向かう。
土砂降りの中頂上へと登ろうと

入り口のTICKETの係員にTICKETを見せるとニヤニヤと笑っている。
こんな雨の中山を登ろうとする外国人を
頭がおかしいと思っているのだろう。
もそう思うが、夕日は見たいのである。
例え嵐のような雨でも。
り始めると、以外に頭のおかしい外国人の先客がそこら中にいる。
雨脚は更に強まり、参道は小川のようになってきたので、
さすがに引き返すことにした。
まだ諦めきれない多数の同志たちを残して。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

トゥクに乗り込み街に戻る途中、さっきの雨が嘘のようにやみ、
夕日が少~し顔をだす。

Angkor Wat at the peak of the rainy season

同志たちは、夕日は見れただろうか?
それとも流されてしまったのだろうか?

9月に夕日を見るのは難しい。

暇人

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暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...

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