雨季のピークのアンコールワット・移住下見の40日の旅 2020.02.16 カンボジア RSS 昨日は、めぼしいトゥクが見つからなかったので、今日は速攻で信用できそうなトゥクを探して、そのままアンコールワットへと向かうのです。いつものようにトゥク!トゥク!とおっちゃんたちに声をかけられるが、ピンとくる人相の人がいないので、適当にかわしながら、腹ごしらえにいつもの食堂に向かう。 小瑠璃はカンボジアンマーケットで手に入れた、クメールシルクのスカーフを身に着け、アンコールワットへの臨戦態勢を整えている。いつも夕方頃に来ている食堂は、実はメインは朝なのだ。朝は特に活気があり、入れ代わり立ち代わり、地元の人が来て、食べていったり、テイクアウトをしていったりと大繁盛。我らは、まえまえから狙っていたヌンパンを頼む。 ばーん。これが求めていたヌンパンだ。ビーフシチューにつけて食べるヌンパンとバラ肉の入ったヌンパンだ。どちらも他の店よりも首一つ抜きに出ている。ビーフシチューは肉のコクと少し甘めの味付けで、カリッと焼いたヌンパンを付けて食べるとサイコーに美味い。バラ肉のヌンパンも肉肉しくて、甘めの味付けで絶品。ヌンパンはカンボジアでかなり食べたが、ここのが一番だ。 takeoゲストハウスでトゥクの手配の仕方はこちら。 フル充電を済ませて、いざトゥク探しなのだが、昨日のように無駄に時間を使うわけには行かないので、前に泊まっていたTAKEOゲストハウスに向かい、トゥクを呼んでもらえるか聞きに行ってみた。泊まっている時は全然見ていなかったが、ちゃんと昔の宿のように、色んな遺跡への値段表が貼ってあり、感じの良いタケオのオニーサンにトゥクを呼んでもらった。今日はとりあえず少~し太陽も見えそうなので、アンコールワットとプノンバケンに夕日を見ることにしていたので、前払いで、15ドル払ってトゥクのおっちゃんを待つ。来てくれたおっちゃんは、何とタケオから現在の宿グリーンホームへ連れて行ってくれた感じの良いおっちゃんだったので一安心。まずはアンコールパスを買いに向かう。トゥクのおっちゃんの名前はMrポー。 アンコールパスと買い方とオスス遺跡などはこちら。 我らは時間はたっぷりあるので、7日間のパスを買い、トイレを済ませ出てくると、おっちゃんが写真を撮ってくれるという。 こういう時の写真は、たいていピンぼけなのだが、数枚撮ってもらったが、Mrポーは一眼レフが使えるようでいい写真を撮ってくれた。これが我ら唯一の2人写っている写真だ。 途中、TICKET確認の検問みたいな所で、パスを見せて、トゥクはひた走る。前はお土産物屋しかなかった印象のアンコールワットの途中も、ナイトマーケットやホテル、cafe、何でもありで街になっていたので驚きだ。アンコールワットの周りも整備されて、やたらお土産物屋が目立つ。 カンボジアのキレイなトイレマップはこちら。 Mrポーと現在10時なので、午後の4時にピックアップをお願いして、いざ10数年ぶりのアンコールワットへ。前はこんな感じだったアンコールワットの前。 現在はこんな感じで賑わっているけれど、何だかちゃんと観光地になったなーと思う。 現在中央の橋は絶賛工事中で、作業のおっちゃんたちがゆーくり作業している。 代わりにトランポリンみたいな浮き橋を進むのがなかなか楽しい。橋の入口でアンコールパスを見せるので、途中のTICKETを見せるところを通り抜けても無駄である。天気は、青空が見えそうで見えない曇り空。睡蓮がちらほら咲いている。 ダダぐもりのアンコールワット。雨季のピークでも人はかなりいる。猿も前はあまりいなかったが、そこかしこに居て、観光客の菓子などを狙っているので、狂犬病には注意して目を合わせないようにしながら歩く。 前に来た時もそうだったが、いきなりアンコールワットに来ても、何だか現実感がわかない。でも久しぶりに来れたのだなーと思う。前も楽しかったけれど、もう一度くるとは思っていなかったので、人生は不思議だ。 左側には、こちらも前にはいなかったお土産屋が、遺跡の中にまで入り込んできているのはいただけない。シェムリアップから追い出された人々が、遺跡に入り込んできているのだろうが、アンコールワットにせっかく来て見たい光景ではない。 東南アジアでは、スマホの普及もあり、現在インスタグラムが流行っているのだろうか、タイ人を中心にいたる所で、写真を撮っている。遺跡に入るとやっと歴史を少し感じられる。美しいクメール彫刻と経年変化。 光の陰影。ラーマヤナの物語。 見ごたえのある遺跡を4分の1程歩いて、のどが渇いていたのであの露天の方へ向かってみるとやはりシルクやお土産物とドリンクの激しい売り込みがガンガンくる。めちゃめちゃ高い値段を付けていそうだが、それでは売れないのだろうか、街よりちょっと高いぐらいの値段でポカリを買い、椅子に座ると、猫ゾーがくつろいでいた。狂犬病のことがなければ、撫で回したい所だが、アイコンタクトにとどめておく。曇りだが、ポカリが身にしみるほどすでに、どっさりと汗をかいていた。 じっくりとレリーフなどを見ながら、第2回廊、第3回廊へと向かう。以前は第3回廊へ登る階段といえば、こんな感じの急階段だった。 現在は、こんな感じで手すりと木の階段ができていて、安全に登れるが、色気はない。 少し青空が見えてきた。 遺跡はグレーだが、光が入ると美しいが、また太陽は引っ込んでしまう。それでもやはり、第三回廊は神殿のようだ。 どこに行っても、どうしようもない間抜けはいるもので、おそまつなマーキングが色んな所に刻まれている。日本人の落書きもあった。こういうバカには、バチみたいなものがあたるのだろうか?それとも、あまりにくだらないので神様もバチを当てる気すらおこらないのだろうか? こんなところにも猫はいる。神殿住まいの高貴なお方だ。中央の方からは音楽が流れているので、行ってみると、カンボジアの人々がお祈りを捧げている。神聖な感じというよりも、アットホームな感じ。 こうして上から歩いてきた道を見ると、広大で周りは豊かな森で囲まれている。壮大な寺院だ。 5時間かけても回りきれないほど広大なので、今日は退散する。入り口の所に戻り、休息できるcafeを探す。入り口の真ん前のブルーパンプキンcafeのには、アーチザンアンコールが併設されていて、シルクのストールなどが売っているが、高いし欲しいものはないので、トイレだけを借りる。トイレは予想外にあんまり綺麗ではない。cafeはアホみたいに高いので、手頃なcafeを探しながら、お土産物屋を流し見するが、オールドマーケットで売っていそうなものばかりで、ラインナップはみんな同じ。 ボコついたcafeに入って、少し何かを食べたかったが、コチラもボリ感満載の値段設定。街で2ドルぐらいのものが13ドルぐらいするので、お店のおねーさんが盛んに薦めてくるが、coffeeだけを頼む。途中日本人のグループが何故か隣の席に座るが、話したい感じではなかったので、ほとんど誰もいない店内とお土産だらけの外の景色をぼんやり眺めていた。Mrポーとの約束まで1時間ぐらいあるので、くまなくお店を徘徊したが、めぼしいものはない。そして、かなりのビックスコール。すかさずレインポンチョを取り出して、ポーを待つ。 レインポンチョについてはこちら。 カメラを出せないほどの土砂降りの中Mrポーと合流して、いきなり晴れることだけを期待して、プノンバケンへと向かう。土砂降りの中頂上へと登ろうと入り口のTICKETの係員にTICKETを見せるとニヤニヤと笑っている。こんな雨の中山を登ろうとする外国人を頭がおかしいと思っているのだろう。私もそう思うが、夕日は見たいのである。例え嵐のような雨でも。登り始めると、以外に頭のおかしい外国人の先客がそこら中にいる。雨脚は更に強まり、参道は小川のようになってきたので、さすがに引き返すことにした。まだ諦めきれない多数の同志たちを残して。 トゥクに乗り込み街に戻る途中、さっきの雨が嘘のようにやみ、夕日が少~し顔をだす。 同志たちは、夕日は見れただろうか?それとも流されてしまったのだろうか? 9月に夕日を見るのは難しい。 暇人139,707 views 暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し... プロフィール RSS Pin it カンボジア, 暇人のバリ島・カンボジア40日の旅, 暇人の書き物 アンコールワット, カンボジア, カンボジア遺跡, ヌンパン, リアル海外, 実際の海外, 暇人記事, 観光地, 遺跡, 雨季 コメント: 0 真の無知と良心的な愚かさほど、、格言写真 柔らかな丘、、格言写真 ピックアップ記事 未分類 。 2019.11.18未分類 旅のお役立ち情報 リュック出し入れ問題解決・カリマートレックキャリーヒップベル... 2021.01.04旅のお役立ち情報, 旅の準備, 暇人のお気に入りのもの, 暇人の書き物 ブログ 石鹸シャンプー&リンスの効果 口コミ きしみ・ベタベタ・バサ... 2021.02.14ブログ, 小瑠璃の日常, 小瑠璃通信 関連記事一覧 カンボジア シェムリアップ~プノンペンのバスの乗り方。 VIPバスと普通... 2020.03.14 暇人の書き物 穏やかな海で、、格言写真 2022.01.02 キャンプ飯と多国籍料理レシピ すりつぶしジャガイモのブルーチーズペンネレシピ(付け合せに・... 2019.11.28 キャンプ飯と多国籍料理レシピ キャンプ飯!コッパーシエラサイズエッグパン・レンズ豆のクミン... 2021.10.11 暇人の書き物 食べるために生きるな、、格言写真 2019.11.25 暇人の書き物 長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、、格言写真 2020.01.08 キャンプ飯と多国籍料理レシピ 旅にアウトドアに最適なのはコッパーシエラサイズエッグパンだっ... 2021.10.11 キャンプ飯と多国籍料理レシピ 実は簡単なスパイスから作るカレーレシピ 2020.01.06 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL
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