東南アジアの予防接種について。カンボジア・バリ中心。

Southeast Asia rabies vaccination
インドネシアとバリ島

2019年9月~10月にかけて、40日間カンボジアバリ島のへの
旅へと
相方小瑠璃と行っていました。
南アジアに行くにあたって、
蚊」が媒介する以外にも、
厄介な病気が数種類ります。

Southeast Asian mosquito measures

蚊の対策・予防接種については、

こちらも、合わせて読んでください。

きく分けて
食物からの感染
(A型肝炎・腸チフス・アメーバ赤痢)
犬、猫、猿、コウモリなどに噛まれて感染
狂犬病
傷口についた土などから感染・
不適当な傷の手当などが原因で感染。
破傷風
医療器具、体液などによる感染。
B型肝炎です。
防接種は、もちろん時間お金に余裕があれば
受けていくに越したことはありませんが、
行くルートや、やることによって
優先順位を決めて予防接種を受けるのも一つの手段です。
達は

予防策を考え実行して、海外旅行保険に入り、
予防接種は受けずに行き、
40日間の旅を無事に帰ってきました
回は、
病気についてと、対策を中心に書いていこうと思いますので、
お付き合いください。

Southeast Asia Overseas Travel Insurance

海外旅行保険については、

こちらに詳しく書いてあります。

1・東南アジアの感染症について。

2・予防接種について。

3・実際に行った予防・対策

1・東南アジアの感染症について。

食物からの感染・A型肝炎

A型肝炎は、
主に汚染された水氷・甲殻類生野菜
フルーツ食べて感染します。
発症すると発熱下痢嘔吐黄疸
全身の倦怠感といった症状が出ます

高齢の場合死亡リスクもあります。

事前にワクチン接種可能。


 

食物からの感染・腸チフス

感染経路は、A型肝炎と同様です。
症状としては、腹痛関節痛頭痛食欲不振
胸部や背中に赤い斑点ができるなどの症状があり、

40度前後の高熱1週間から2週間続くのが、主な特徴です。
胃潰瘍などの他の症状に発展する可能性もあります。

事前にワクチン接種可能。


 

食物から感染・アメーバ赤痢

感染経路は、上記同様です。
症状としては、
ゼリー状の粘血便腹痛発熱断続的な下痢の症状があります。
他の臓器に移転し致命傷となる場合もあるので注意が必要です。
よくなったり悪くなったりを繰り返す場合があるので
疑わしい場合はすぐに病院

アメーバ赤痢を防げるワクチンありません。


 

犬・猫・猿・コウモリなどから感染・狂犬病

感染経路は、
主にコウモリなどに噛まれたり、
引っかかれることにより感染します。
9割は犬上記以外の動物でも可能性あり。)

発症するとほぼ100%死ぬと言われているウイルスですが、
基本的には弱いウイルスで、
石鹸などで、よーく洗えば死滅するほどですが、
くれぐれも、絶対に病院へいきましょう!

症状としては、
興奮→錯乱、幻覚→恐水症、恐風症→全身まひ、昏睡、呼吸障害→
です。
暴露前予防接種はありますが、
打ったから大丈夫ではなく、
24時間以内に病院へ行く必要が、
予防接種を打っていない人同様にあります!


 

傷口についた土などから感染・破傷風

感染経路は、
主に傷口についた土などから感染します。
症状は、手足口唇のしびれ
口が開けにくいといった症状です。
治療が遅れると
全身けいれんを引き起こし死に至る感染症です。

事前にワクチン接種が可能。
予防接種から、10年以上経ている人は、
1回の追加接種をお勧めします。


 

医療器具・体液などで感染・B型肝炎

感染経路は、
不衛生な医療器具不衛生な刺青器具性行為などです。
症状は、
嘔吐黄疸全身の倦怠感などの症状です。

発症前は、自覚症状がないのが特徴で、
肝がんなどに発展することもあります。
治療後完全にウィルスの死滅が難しい。

事前にワクチン接種可能。


 

2・予防接種について。

予防接種は、上記の通りできるものと
出来ないものがあります。
「アメーバ赤痢」には、
予防接種はありません。

A型肝炎

1歳以上であれば2~4週間の間隔で2回接種し、
その約半年後3回目を接種します。

腸チフス

1回接種3年程度
予防効果が見込まれます

狂犬病

暴露前予防接種
全3回
1回目から7日後に2回目

それから21日~28日後3回目を受けます。
効能には期限があり1年後追加で4回目を摂取。
以降5年ごとです。

予防接種をしている、噛まれた後の、
ワクチン接種が2回で済みます。

1回目(24時間以内)

2回目・3日後。


予防接種をしていない場合
次の日程で4週間に5回接種することになります。

1回目3日後→7日後→14日後→28日後です。

破傷風

前回の予防接種後10年を過ぎた人は、追加接種推奨

B型肝炎

4週間隔2回接種し、
20~24週3回目を接種する。

3・実際に行った予防と対策。

食物感染の予防と対策

まずは、一番身近な「水」対策です。
飲水は、ミネラルウォーターを飲みます。
(蓋が開いていないかチェック!)

その他、歯ブラシウガイ手洗いの仕上げ
下記のソーヤープロダクトの「ソーヤーミニSP128」を携帯して、
毎日浄化した水を使います。
シャワーは、飲まないように!

動画を見れば使い方がわかります

In Southeast Asia, mountaineering wear
In Southeast Asia, mountaineering wear

後日、衛生事情などは、詳しく記事にする予定ですが、
私達は、カンボジアでもバリでも
「屋台」「地元の食堂」「レストラン」「カフェ」などに
毎日行っていました。
の中でも一番行っていたのが、地元の食堂です。
人的な見解ですが、
カンボジアの屋台は、10年前に比べると遥かに
綺麗になっていましたが、
やや現在でも不安が残ります。

素手での調理と店によってキレイなところと、
そうでないところがあるからです。
基準は、繁盛していてきれいかです。
リ島の屋台は、私の中では問題ありません。
中には手袋をして食材を扱っているところもあります。
基本的にきれいです。


「地元の食堂」
まず、外国人向け地元民向けのものがあります。
値段の看板が出ているかいないかと
ピザなどがあるかです。)

カンボジアは、箸やフォークなどがテーブルに備え付けで、
水に浸されて置いてあります。
皿などもあまりきれいとは言えないかもしれません。
(あまり気にならない程度ですが。)

生野菜が入ったメニューがちらほらあります。
なので、「やや不安」があります。

「対策」
繁盛している店に行く。
ウェットティッシュ(殺菌用)
(コンビニ・スーパーなどで売っているので、)常に携帯する。

○ウェットティッシュで、手と箸やスプーンを拭く

○お水は出されるが、もちろん飲まない(水持込可能)

生野菜がでてきたら、遠慮なく生野菜は残すです。


バリの食堂は、
超ローカルローカル向け外国人向けがあります。

超ローカル向けの店は、カンボジアのように
やや不安があります。

対策もカンボジアと同じです。

ローカル向けは、まー大丈夫そうです。
基本的にバリは長い間超観光地なので、
衛生面に心配を感じたことはあまりありません。

外国人向け食堂(ワルン(屋台もワルンです。)
ほぼレストランです。

いや、レストランより良いです。
心配ご無用な感じです。

ワルンの見分け方や、おすすめはまた後日。
ンボジア・バリ供にレストランカフェは、
心配いらない感じですが、
その代わり値段は日本より少し安い程度です。

もう一度言いますが、ウェットティシュはマストです。

狂犬病対策。

カンボジアバリ供に犬は基本放し飼いです。
とても、可愛い奴らですが、
いかんせん狂犬病を持っているやつもいます。

街のいたる所屋台食堂遺跡などにも
とてもリラックスして、犬同士で自由に遊んでいます。

犬天国。猫天国です。

Southeast Asia rabies vaccination

人懐っこいやつもいて可愛いんですが、
日本のように気軽に触らないのが鉄則です。
(日本も狂犬病予防接種率は70%ぐらいっぽいですが、、)

基本近づかない同じ道を歩かない。
バックなどにゆらゆらするものをぶら下げない。

何匹か集まると、気が大きくなる。

カンボジアの犬はそこまで凶暴なのは見ませんでた。
バリは、街なかの犬はとても大人しいんですが、
郊外の地元民だけしかいないゾーンに行った時に、
すべての道で狂ったように吠えまくる犬だらけの
ところに行ってしまい、
立ち往生して、恐る恐る吠えまくる犬の道を通りすぎました。
所の人にあの犬噛まない?と聞くと
噛むよ。とさらりと言われました。
わゆる番犬のような放し飼いの犬は血気盛んです。
そして、たくさんいます
れと、人懐っこい可愛い犬が、
バリの時に泊まっていたロスメン(宿)に5匹ぐらいいて、
少しじゃれましたが、あまり触れませんでした。

コウモリも何気にいます
は、アンコールワットにもいます。
それとバリ島モンキー・フォレストなどにいて、
公園内でも外でも見ただけで
がっつり2人の白人が引っ掻かれていました。
(その白人が悪いのですが、、)
まれた時のために
カンボジアのコンビニなどで売っている
皮膚用の消毒液を持っておく。

噛まれた場合は、
まず噛まれた部分を石鹸と流水で15分以上洗う。
そして、消毒液をドバドバかけて消毒する
そのうえで24時間以内に病院へ行く。)
ので、病院の場所交通手段保険などのことを
頭に入れておくのが重要です。

破傷風対策

まず、守るべきは「足」です。
私も前は山へ登るのもサンダルでしたが、
今は歳を重ねましたので、サンダルではなく
「ライトトレッキングシューズ」をおすすめします。

Asia climbing wear selection

登山ウェア・ライトトレッキングシューズについて、

詳しくは、こちらを見てください。

足は、気づかないうちに怪我をすることもあり
カンボジアバリの道も結構凸凹です。
など山の上にあるもの森林の中にあるものもあるので、
サンダルはおすすめしません
リでも、スリッポンタイプの靴を履いたほうが良いです。


B型肝炎については、
タトゥーなどを気軽に入れないぐらいしか思いつきません

長くなりましたが、以上を参考に
優先順位をつけて予防接種を打ち
海外旅行保険に入っていった方が良いともいます。

お役に立てれば、幸いです。

暇人

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暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...

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