ツアーに頼らない、旅の準備完全版

2019年9月~10月にかけて40日間のカンボジア・バリ島への旅に
相方小瑠璃と行ってきました。
40日の総予算は63万円程です。
過去にも私は一人旅に出ています。
ツアー会社などは利用せずに、
全てを自分でやることが基本です。
全てを自分でやることは、めんどくさいことも多々ありますが、
それを引いても余りある自由があり、
出会えるものが変わってくるんです。

1・時期を決める。
2・旅行期間を決める。
3・情報収集
4・予算を決める
5・ビザ・予防接種・保険
6・パスポート取得
7・航空券の選定と取得。
8・旅に必要なものを買う。
9・お金の持って行き方を決める。
10・留守にする家の管理。
11・光熱費・家賃・税金なぞの固定費を払い込む。
12・マスターノートを作る。
13・英語を勉強する。
14チェックリストを作り貼っておく。
15・当日の交通手段と時間の確認。

〈1・時期を決める〉
時期を決める上で重要なのが季節です。
特に東南アジアは、雨季と乾季に別れます。
雨期の中でも、降水量が違います。
日本の梅雨と違い短い間、
どば~っと降ってぱっと止む、スコールです。
一瞬で街が水浸しになることもあります。
私達が行った、9月は雨期のピークで、
朝日が見れたのは25日の滞在で、3日程、夕日も3日程です。
だからといって昼間晴れ間が完全にないこともなく、
急に青空になったりします。
逆に乾季は、高温になります。
特にカンボジアはとても暑いし、湿度もたっぷりです。
それにカンボジアの場合、砂埃が飛ぶんです。
10年ほど前に行ったときは、乾季と雨季の間
だったので、それはも~砂埃まみれで、目が痛くなります。
次に特に王国や宗教色の強い国は、
行事や記念日のときに全ての交通機関や、
お店などが休みになったりします。
到着日がそれにかぶると、お店が閉まっているので、
すぐに必要なものが手に入らないのと、
行きたい場所への交通がストップしてしまう場合があります。
次に連休です。
春休み、夏休み、冬休み、
特に卒業シーズンの連休は、卒業旅行の学生で
ごった返す場所があります。
それに加えハイシーズンは、
航空券・宿代・ツアー代などが値上がりします。
さらに、いろんな店が(うちもあげちゃおーかなーと)
便乗値上げをたくらむことは十分考えられます。
〈2・旅行期間を決める〉
何日滞在なのかで、
予算・行ける場所・保険代・予防接種を受ける種類などが
変わってきます。

〈3・情報収集〉
情報収集は、
調べる必要のあるものと、必要のないものがあります。
調べる必要のあるものは、
1・入出国に関しての、
ビザは必要か?
ビザを取る場合、アライバルで取れるのか、
事前に取る必要があるものかを調べます。
2・内戦やストライキ・暴動は起きていないか?
日本の感覚で、これをおろそかにすると、何かに巻き込まれたり、
出国が出来なることもあります。
3・お金関連のこと。
4・飛行機に持ち込みができるもの、出来ないもの。
5・特に気をつける必要があること。
宗教的なこと、相手に無礼になること、
ハンドサイン、タブーなど。
厳しい国は、本当に捕まります。
6・病院関連と予防接種と旅行保険
命・病院・入出国・お金以外の
その他のことに関しては、あまり事前に調べすぎると、
先入観を持ちすぎてしまい、行く場所もかなり限定的な、
「みんなが行っている場所」になってしまいます。

「蚊」関連以外の予防接種と対策について、
詳しくは、こちらを見てください。
〈4・予算を決める〉
予算を決める上で、まず、
固定費を考えます。
航空券代・保険代・予防接種代・家賃・食費・宿代・交通費・観光代
そして忘れがちな、
クレジットカード手数料・買い物代・
予備のお金・税金
帰国してからの生活費・
旅の準備にかかる買い物代などです。
※実際に掛かったお金については、後日記事を書きます。
〈5・ビザ・予防接種・保険〉
カンボジアは、アライバルで取得可能です。
観光ビザの30日滞在であれば30ドル必要です。
バリは、日本人であれば、30日以内の滞在であれば
免除されます。(2019年10月現在)
※ビザ要件は、東南アジアはコロコロ
変わりますので、リアルタイムで調べてください。

カンボジアのVISA関連は、
こちらにまとめましたので、見てみてください。
〈6・パスポート取得〉
すでに持っている方は、有効期限をしっかり見てください!
どの国でも、パスポートの有効期限は6ヶ月以上が必要です。
予期せぬ入院などに備えて、プラス数カ月は必要です。
新規で取られる方は、早めに取りに行ってください。
必要書類は、
1・一般旅券発給申請書 1通
2・戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
3・写真1枚。
6ヶ月以内・縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なし
※パスポートセンターで、写真を撮ってもらうところは、
大抵かなり高額です。
さらに、パスポートセンター近くには、
証明写真の機械を設置してないところもあるので、
駅前などで予め撮ってきておいたほうが、安上がりです。
4・運転免許証の場合はいいですが、
※顔写真がないものは、2点の身分証明書がいります。
住民票の写し 1通
※必要でない人もいます。
(必要となる方)
(ア)住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望されない方
(イ)住民登録をしていない単身赴任先や就学先等の都道府県で申請される方(この場合,都道府県によっては対応が異なりますので,詳細は申請先のパスポートセンターにて確認ください。)
戸籍謄本取得の時間とパスポートセンターに申請してから、
1週間程かかる時間を考えておく必要があります。
10年有効パスポートで、16,000円
5年有効パスポートで、11000円かかります。
〈7・航空券の選定と取得〉
ポイントは、チケットの種類・航空券を買うサイト・航空会社
値段・トランスファー(乗り継ぎ便)・
日本での空港へのアクセス・現地の到着時間です。
「チケットの種類」は、OPENチケット・周遊チケット
・往復券・片道券などがあります。
openチケットは、行きも帰りも同じ空港で、
1年オープンなら、
好きな時に帰国便を予約できるものです。
今回私達がとったのは、周遊チケットです。
成田→シェムリアップの航空券(カンボジア)と
ングライ空港(バリ島)→羽田空港の便です。
●シェムリアップ空港からングライ空港がないのがわかると思いますが、
その便は、現地のカンボジアで片道航空券をとりました。
周遊チケットは、行きと帰りの空港が違い、
2ヶ国以上の国に行く場合に買う航空券です。
往復・片道はそのままです。
「だったら全部片道で予約すればいいんじゃない?」
と疑問が出るのは当然です。
片道で行ければ、どんなに楽なことか・・。
しかし、多くの国では次の旅券の提示を求められることがあり、
片道航空券では入国出来ない場合があります。
それは不法滞在者を入れたくない事情によります。
なので、次の目的地への航空券がいるんです。
「格安航空券を買えるサイト」のおすすめは、
●スカイスキャナー
●スカイチケットです。
「航空会社」は、アジアで安いのはエアアジアです。
「トランスファー・乗継便の有無」
予算に余裕があれば、直行便です。
少しでも安く行きたい場合は、乗継便です。
私達の例で言いますと、
スカイチケットで予約・全てエアアジア(乗継便)
成田→ドムアン→シェムリアップ
ングライ→KLIA2→羽田の飛行機代は、
2人で税金なども全て合わせて83,558円です。
格安チケットの場合、早朝か、深夜便が多いので、
飛行機の出発時間の3時間~2時間前に空港に着けるかが重要です。
「現地の到着時間」は、治安にもよりますが、
夜7時位までには、現地に着ける便がベターです。
遅く着く場合は、1泊目の宿は予約しておいたほうがベターです。
ついでに空港からの送迎をしてくれるところであれば、
頼んでおいたほうがいいですよ。
〈8・旅に必要なものを買う〉
代表的なものをあげておきます。
「蚊」の虫除け(部屋用・体用・衣服用)
・ダニよけ。
常備薬・着替え・携帯浄水器・雨具・バック・パスポートケース・
simフリースマートフォン・
簡易財布・コンセントプラグ・ガイドブック・
防水対策・ヘッドライト・時計・
靴・ノート・電子辞書などです。
〈9・お金の持っていき方を決める〉
現在は・現金・クレジットカードに加え、
プリペイドクレジットカードが便利です。
もしもの時の国際送金についても調べておくとなおいいです。
おすすめは、
私達は、クレジットカード1枚
プリペイドクレジット×2枚
現金数万を持っていきました。

プリペイドクレジットカードについて詳しくは、
こちらを見てください。

〈10・留守にする家の管理〉
短期の場合は、あまり必要ないですが、
長期の場合カビなどのこともあるので、しっかりと掃除をして、
知人や親族に1、2週間に1回空気の入れ替えを頼んでおけるといいですよ。
前は3月程家を空けることになったので、
賃貸契約を一時解除して出ていました。
〈11・光熱費や税金を払い込む〉
こちらは、滞納がないように
銀行口座にお金を入れておくだけです。

〈12・マスターノートを作る〉
マスターノートは、自分で作る便利帳で、
私が勝手に考えたものです。
一冊のノートに、
保険の提携病院・緊急連絡先・カードと保険会社の番号
・コレクトコール電話番号・各種パスワード(ブラックライトペンで)
・入出国の記入でわからなそうな英語・機内持ち込み不可のメモ
・使いそうな英語と現地語・物価のメモ・現地の宿の候補の番号などを
書いておくと、緊急時このノートを見ればいいし、
ネットがなくてもなんとかなります。
ガイドブックもいりません。
〈13・英語を勉強する〉
行動範囲を広め、色々なことを乗り越えるには、
トラベル英語がいります。
そして、少しでも色々な人と話せるかで、
旅の楽しさも本当に変わってきます。

旅の英語・空港乗り継ぎ編です。
シリーズ化していく予定です。

〈14・チェックリストを壁に貼っておく〉
引っ越しなどと同じ要領です。
やることがいっぱいだと頭がこんがらがるので、
わかりやすく貼っておいて、もれが無いようにします。
〈15・当日の交通手段と時間の確認〉
もう一度・フライトの日付と時間を確認して、
早朝や深夜便の場合、電車やバスがあるかをチェックしてください。

長い長い文にお付き合いありがとうございました。
暇人
120,427 views暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...
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