バリコピのキンタマーニ珈琲はv60で飲むとスペシャル

大の珈琲党でスペシャリティー珈琲の焙煎屋さんを渡り歩き、
過去には焙煎屋まで本当にしようと思っていた暇人です。
舌が肥えていると言うよりは、
色んな珈琲を飲んできました。
もちろんインドネシア産のマンデリンはお気に入りの一つです。
今回のバリ島の旅でも、毎日カフェに行っては珈琲を飲んでいました。
その中で衝撃を受けたのが、日本のスペシャリティー珈琲よりも旨い
「キンタマーニ珈琲」の旨さです。
更に、ウブドにあるおすすめのカフェでは、
バリコピではなく、ハリオのハンドドリップでいれた珈琲の味を
再現したコーヒーメーカーV60で飲めるところがあります。
ハンドドリップクウォリティーが
今一つのバリ島で、旨い珈琲を飲むことができるのでおすすめです。
今回は、キンタマーニ珈琲とおすすめのウブドのカフェと
V60の良さについて書いてゆこうと思います。

目次
- インドネシアのコーヒー事情
- キンタマーニ珈琲とは?
- Kaki 5 Lima Coffeeではv60で珈琲が飲める。
- バリコピとは?
- コーヒーメーカーV60とは?
インドネシアのコーヒー事情
インドネシアはマンデリンで知られているように
世界で第4位の世界有数のコーヒー豆の原産国です。
余る知られていませんが
バリ島でもコーヒー栽培は非常に盛んなのです。
特に良質な豆を生産している農家が多いのが、
バリ東北部のキンタマーニ高原です。
インドネシアで生産されているコーヒーの種類は、
90%がロブスタ種で、残りの10%がアラビカ種です。
ロブスタ種は耐病性があり、生産効率が高い反面、
香りや甘みなどの珈琲の重要な旨味の要素が
アラビカ種に比べ弱いため、
スペシャリティー珈琲はアラビカ種なのです。

キンタマーニ珈琲とは?
キンタマーニ珈琲は、その貴重なアラビカ種です。
生産量よりも品質を重視する誇り高いコーヒー農園です。
キンタマーニ高原の標高は1500mと高く、
昼と夜の温度差が激しく、
土壌は火山灰地なのでコーヒー栽培には最適な土地なのです。
キンタマーニ珈琲は、無農薬で栽培されていて、
手摘みで完熟したコーヒーの果実を収穫しています。
収穫された果実は天日干し、乾式、水洗式、半水洗式で精製さる
手間ひまのかかった高品質の珈琲なのです。
Kaki 5 Lima Coffeeではv60で珈琲が飲める。



ウブドににあるKaki 5 Lima Coffeeではv60で珈琲が飲めます。
オーダーをする時にバリコピかベトナムコーヒーかv60から
選ぶことができます。
V60でい淹れてもらった「キンタマーニ珈琲」は、
スッキリとほのかな甘味とコクがあって、フルーティーで
クリアな旨いコーヒーでした。
違う日にキンタマーニ珈琲をバリコピスタイルで飲みましたが、
ちゃんと抽出がされていないので、
ぜんぜん違う珈琲のように香りも味もいまいちでした。
絶対にV60がおすすめです。
ここのカフェには他の気になるインドネシア珈琲もあったのですが、
残念ながら、いつ行っても在庫切れで飲めませんでした。
それともみんな「キンタマーニ珈琲」が好きなので、
キンタマーニ珈琲ばかり注文が入るのかもしれません。

ここのカフェは料理も旨いし、
店員さんの感じもとてもいいのでおすすめです。
バリコピとは?
バリコピは、
焙煎された珈琲豆をすりつぶして粉末状にし、
そのままお湯を注ぎ、上澄みを飲む簡単で伝統的な飲み方です。

コーヒーメーカーV60とは?
V60はHARIOが生産している、ハンドドリップに近い味わいを
再現できる、こだわりのコーヒーメーカーです。
機能としては、
第一に「蒸らし」機能です。
淹れたい杯数を選ぶと、それに応じて、温度や時間や湯量を
自動で調整してくれます。
第二に、ハンドドリップの時のドリップポットで細く湯を
ノの字に回し淹れる方法を再現するように、
21個の排出口からシャワー状にお湯が出てくる点です。
第三に「湯温コントロール抽出プログラム」です。
珈琲を淹れるのに最適な温度は90℃~95℃です。
V60は93℃前後で淹れてくれるのです。
ハンドドリップの時に我が家でも使っている、
V60円すい形ドリッパーは、湯量により、
濾過スピードを調節できるがポイントで、
V60はこのドリッパーを使っています。
このカフェでは、
このV60を使ってキンタマーニ珈琲を出してくれるので、
他のお店と旨さが違うのでおすすめです。

インドネシアにはマンデリンを筆頭に、
有名なルアックコーヒー(ジャコウネコ)
トアルコトラジャなどがありますが、
キンタマーニ珈琲はマンデリンと並んで私は美味しいと思います。
日本の純喫茶やコーヒー専門店などで、
ルアックやトアルコトラジャを何度か飲んでいますが、
やはりマンデリンの方が美味しいので、
インドネシア系の珈琲ではマンデリンに一本になっていましたが、
キンタマーニ珈琲はマンデリンに並ぶ旨さです。
バリ島やインドネシアには、まだまだ隠れた珈琲があるので、
珈琲探しの旅も面白いかもしれません。
そして、焙煎技術も日本のスペシャリティコーヒーの
クウォリティーと差を感じなかったのが驚きでした。
珈琲は奥深く面白いものです。
暇人
120,386 views暇人です。 私のモットーは、心に{ヒマ}を持つことです。 心に暇がないと、色々見たり、考えたりするときに 行き詰まります。 今は寸暇を惜しまず考えて、行動し...
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