準備期間1ヶ月を要した旅行券の手配・持ち物・保険などの
山のような雑務が終わり、旅立つときが来ました。
旅に出ると決めると、一日一日と不要な荷物を捨てていくようで、
心が軽くなり、雲が晴れていくように、希望で満たされてゆきます。
人間から人に戻るように。
時は、2019年8月30日の前日。
これから、カンボジアとバリ島40日の移住下見旅行に小瑠璃と
出発するのです。
翌日のエアアジアのフライトが朝9時15分だったので、
小心な暇人と小瑠璃は、乗り遅れることを恐れ、
成田空港の前乗りをすることにしました。
成田空港の周りは何にもありません。
空港の近くにも、夜を明かせるファミレスはおろか、
漫画喫茶などもありません。
成田の近くの駅には、謎の安宿と漫画喫茶などがありましたが、
金曜ということもあり、漫画喫茶もいっぱいだろうし、
無駄金を使いたくなかったので、
昔のように空港で夜を明かすことにしたので、
前日の出発と相成りました。
まだ夏の生ぬるい風のなか、
木造の頼り無いアパートにも別れを告げて、
駅にキャリケース一台とリュックとボディーバックの装備で
向かいます。
それぞれ思い思いの目的地へと向かう人々とすれ違いながら、
非日常へと旅立てるちょっとした優越感が抑えようもなく
湧き上がってくるのに気づきます。
駅の券売機で、楽天のクレジットカードの付帯を発動させるために、
成田空港までの切符をクレジットカードで買いました。
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