世界を構成しているのは、
白か黒か?
正しいか間違っているのか?
そんな狭い世界ではなく、
法則のある無数の点です。
山を登る時、
目標が早く頂上に登ることだとして、
険しく短い登山コースと
緩やかなで長い登山コースがあるとします。
早く登ることが目的なら、
険しいコースを登りますが、
頂上についたときには、
体力はギリギリです。
体力をあまり使わなくて済む
緩やかな道は、
時間を失い
長く体力を奪われてゆきます。
うさぎとかめのような話ですが、
下山が早いのはどちらでしょうか?
2往復する場合早いのはどちらでしょうか?
まずはもちろん実際に登ってみなければわかりません。
ここで、
みんなと同じようにどちらかの道で、
競う場合、
体力の差の争いでしかありません。
なぜどちらかの道ではなくてはならないのでしょうか?
体力をある程度温存できて、
ある程度早く頂上へたどり着く道を探せばいいと思います。
ただ、その道は誰かが作ってくれた道でもなくて、
誰かが通った道でもありません。
その道を信じるもののみが、
創り出し、見いだせる道です。
その道こそが中道なのだと思います。
どちらかに当てはめようとする限り、
世界は狭く窮屈です。
それはそれとして、
ただ目の前のものを、
それとして見ればいいだけです。
猫派VS犬派みたいな謎の争いも、
どちらもかわいいで良いのではないでしょうか?
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